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ロッド・ステュアート、錨(いかり)、ポエム

アイスランド火山灰事件は、総選挙(今日です!)直前に起きたことも大きく影響して、超安全策が採られたんだろう、といわれています。その影響で、国際的に様々な支障が出ましたが、ここにも一つ。

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・・・日本から戻る際、どうしても荷物に入り切らないものを、4月7日に、日本からイギリスの家宛に出した小包。20日迄には届くだろう、と踏んでいたんだけれど、来ない!毎日が、梨の礫。
あ~あ、ドサクサに紛れて、どこかに行ってしまったのかな、と諦めかけていた4月30日に、ポカン、と届きました。

********

さて、火山灰のせいで、お葬式はもとより、ずっと行けなかったジャージー。先日、夫が単独で、やっとのことで、行って来ました。

*義父の埋葬された墓地に行くのが、まずは何を置いてもの、目的。

*もう一つは、実家の整理着手:義父母ともに、「片付け上手」ではなくて、その結果、屋根裏部屋が、玉石混交、大小様々にギッシリ。殆どが「ガラクタ」みたいですが、「きちんとさん」の夫としては、一気に整理分別して、片付けたい。

・・・帰って来た時、駅に迎えに行ったら、何それ、Great Expectationかシャーロック・ホームズの映画から、抜け出て来たの?っていうような、えらく時代物ちっくな、古色蒼然そのもの、なトランクを抱えていました。

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・・・元々は、義父が、復員した際、軍から支給されたスーツの、文字通り、スーツケースだった、とのことで、っていうことは、50年以上も前のもの!

*「J○ME○」(←写真をペイントで触ろうと思っていたのに、忘れて、丸見え、、大した支障があるわけじゃなし、そのままで出してしまいます。)と、マジックで夫の名が、書かれています。家族で三年間住んでいた、オーストラリアから戻って来る時、義父から貰い、自分の大切なものを入れて、自分で名前を書いておいたそうな。ずっと行方不明だったのが、屋根裏から発掘出来たとのことでした。

蓋を開けると・・・
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子供の頃、遊んだ、モデル・レイルウエーのセット。夫の留守に、彼の部屋に忍んで撮ったので、これ以上は、引っ掻き回さないことにしましたが、包み紙を開いてみると・・・
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1971年1月12日付の、西オーストラリア新聞。


その他、屋根裏の掃除の結果、出て来た、子供の頃の思い出アイテムを、他にも持ち帰って来ました。

★機関車モデル
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箱には、1967年のクリスマスに、義父に貰った、とメモしてある。
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★軍艦ミニチュアが色々・・・子供の頃から、現在に到るまで、一貫して、船大好きの夫なので、これ以外にも、一杯、あります。
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★農業についての絵本: 夫が、ほんの小さい頃は、将来、ファーマーになりたかった、とのことで、そう言ったら、両親が、プレゼントしてくれた絵本、とのこと。
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表紙が無くなっているものの、それ以外は保存状態も良くて、何より、内容が濃い!3~4歳の幼児には、幾ら何でも、難し過ぎるのでは。。


あと、姉も兄も要らない、とのことだから、貰って来た、という、義父ゆかりのアイテムが、二、三。

★旗:義父が海軍から持ち帰ったものみたいです。ぼろぼろ、、。
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★義父が言及されている本:南極探検で有名なスコットの息子さんの著書らしいですが、
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このページで、義父が、ずばり名指しで、褒め称えられている!
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********


さて、自分の葬儀に使って欲しい曲を、今から選んでおきたい、それから、私の生涯を圧縮したドラフトを起こしておきたい、と思い始めています。
・・・義父の葬儀の様子をまた聞きし、非常に感動してしまったのが、そう思い始めた発端なんです。

仏教式は、念仏と、あと、参列者が一人ずつ、焼香する、っていうのが中心なような気がするんですが、キリスト教式のお葬式って、起承転結のある、ドラマみたい・・・賛美歌が荘厳にも美しく流れたり、その人の生涯が語られたり、非常に感動的です。

義父は、セイリングとオペラが大好きな人でした。どちらも、大学生の頃からたしなみ始めた、生涯に渡っての趣味。セイリングに到っては、カスタム・メイドのヨットを4年に1回の割で、造らせて居た頃があったとかで・・・。色んな国際的な試合にも出場して、お世辞無しに、良い線行ってたらしいです。

そんな義父の葬儀は、

生涯の紹介では、「セイリング」周りの逸話も散りばめられ、
「セイリング」がテーマの詩の朗読で締められ、棺が墓地に向かって運ばれる時のBGMは、ロッド・ステュアートの歌で有名な、セイリング」
更に、リースが、錨(いかり)の形
だったそうです。

何て、素敵な演出なんでしょう・・・感心してしまいました。

********

まず、義父の生涯のあらましは、姉弟達で、メールのやり取りをして、これを入れよう、あれを入れよう、と推敲し、出来た原稿なんですが、それを読んで、今回、初めて知ったことも、数点ありました。

★義父の最終学歴は、ケインブリッジ大学のエマニュエル・コレッジなんですが、医学専門のコレッジだとばかり思っていました。しかし、義父は化学が大好きで、入学時点では、化学専攻、夢は、化学者になることだったらしいです。・・・全く知らなかった。

★大学の途中で海軍に入った義父。義父のナヴィゲーションの腕のおかげで、乗っていた軍艦が、ドイツ軍の攻撃から逃れられた、そのことが、上官の報告書でも触れられ、そして、上記の本にも載せられた。かなりの快挙且つ、栄誉なことだったそうです。・・・そこまでのお手柄を立てていた、っていうことも知らなかったけれど、義父が活躍していたのは、ヨーロッパの海だったので、日本軍と直接戦うことにならなくて、本当に良かった、と、改めてホッとしました。

★戦後、再び大学に戻った時点で、医者に方向転換したとのこと。・・・戦争体験が、進路を変更させたんでしょうか。そういうこと、誰にも語らなかったみたいなので、今となっては謎のままです。


夫に、「私の葬儀の時に、私の生涯をどんな風に書いてくれるの?」って迫ったんですが、なんか、トンチンカンなことを口走っていたので、ちょっと心配!自分でドラフトを書いておいたほうが良いのかも、って思ってみたり。

********

お葬式で流して欲しい音楽ですが、

*私の時は、と思ったときに、するり、と浮かんだのは、この曲。でも、改めて聞いてみると、あらら、結婚式に、最高にピッタリだったたわ、これ。今更遅いけれど・・・だから、お葬式には、違うかな。考え直さないと。

*近所の友人は、この曲だそうです。

オペラティックで、すっご~く美しい、オリエンタルなメロディも挟まっているし、正しくぴったりかも。

*夫は、好きな曲が、沢山あり過ぎて、選べない!と言ってましたが、取り合えず、これ。Van MorrisonのEnlightenmentとのこと。

ちょうどもうじき、Van Morrisonのコンサートに行くことになっているから、っていうのもあるのかも。

アイルランド訛りが強過ぎて、何を言ってるやら、判らん。。

********

長ったらしくなってしまいましたので、今日はこの辺にします。

・・・あと、SailingとEnlightenmentの歌詞を書き留めておきたかったので、「続きを読む」に置いておきます。

★1.Sailing

歌詞を検索していて、初めて知ったことなんですが、実は、1990年に、ヴェトナムのボート・ピープルが本国に送還されたことへの抗議の曲とのことです。全然、知らなかった・・・そう思って読むと、なるほど、そうなのか、、というような内容です。

I am sailing, I am sailing
Far away, across the sea
I am sailing, stormy waters
To be near you, to be free

I am flying, I am flying
Like a bird, across the sky
I am flying, passing high clouds
To be near you, to be free

Can you hear me? can you hear me?
Through the dark night, far away
I am dying, forever trying
To be with you, who can say?

We are sailing, we are sailing
Far away, across the sea
We are sailing, stormy waters
To be near you, to be free
To be near you, to be free
To be near you, to be free
To be near you, to be free
To be near you, to be free

I am flying, I am flying
Like a bird, across the sky
I am flying, passing high clouds
To be near you, to be free

Oh lord, to be near you
To be free
Can you hear me?
Can you hear me?
Through the dark night
Far away
I am dying, forever trying
To be with you, who can say
To be with you, who can say


★2.Enlightenment

歌詞を見ながら聞くと、聞き取れるんだけど、もう一度、じゃあ、見ないで聞き取ろう、としたら、やっぱり???。。

夫が選んだ意味は、少しは判りました。

Chop that wood
Carry water
What's the sound of one hand clapping
Enlightenment, don't know what it is

Every second, every minute
It keeps changing to something different
Enlightenment, don't know what it is
Enlightenment, don't know what it is
It says it's non attachment
Non attachment. non attachment

I'm in the here and now, and I'm meditating
And still I'm suffering but that's my problem
Enlightenment, don't know what it is

Wake up

Enlightenment says the world is nothing
Nothing but a dream, everything's an illusion
And nothing is real

Good or bad baby
You can change it anyway you want
You can rearrange it
Enlightenment, don't know what it is
Chop that wood
And carry water
What's the sound of one hand clapping
Enlightenment, don't know what it is

All around baby. you can see
You're making your own reality. everyday because
Enlightenment, don't know what it is

One more time

Enlightenment. don't know what it is
It's up to you
Enlightenment. don't know what it is
It's up to you everyday
Enlightenment, don't know what it is
It's always up to you
Enlightenment, don't know what it is

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コメントコメント


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リス美さん、おはようございます!

>実は、1990年に、ヴェトナムのボート・ピープルが本国に送還されたことへの抗議の曲
↑これ、初めて知りました。

びっくりです!

自分の葬儀の曲、考えたことがなかったですが、
やはり自分の思い入れのある曲で
最後を締めくくりたいなと私も思いました。

農業についての絵本ってあるのですね!
昔の思い出のある品々、宝物ですね♪

三十路オンナ | URL | 2010/05/07 (Fri) 10:06 [編集]


こんにちは。
私の彼の亡くなったお父さんもNAVYでした。
以前、アデレードへ行った時にお父さんの話や軍人としての生き方などをいろいろ聞きました。
そして、イギリスからオーストラリアへ移住する事など・・・。
おじいさんのお墓はイギリスにあるのでいつか一緒にイギリスへお墓参りに行こうって話していました。

それにしてもスーツケースに昔の物が沢山!!タイムカプセルみたいですね。

adelaidelife | URL | 2010/05/07 (Fri) 13:31 [編集]


リス美さん♪

お義父さま、ほんとに素敵な方だったんですね!
人間の一生のまるでお手本のよう・・・
特に男性にとっては憧れの人生ですよね。

チューリップの歌、懐かしいなぁ。
でもこの曲は今でもいろいろなところで
流れているから違和感ないかも♪

↓自家製桜漬け、ステキーー!!
さすがリス美さん☆
お寿司も作っていただいてありがとうございます♪

vivera | URL | 2010/05/07 (Fri) 14:45 [編集]


三十路オンナさんへ

曲、まだ、よし!っていうのが思い浮かばないんですよ。どうしよう、早くしないと、喉元過ぎたら、忘れてしまう。。

他の人にとってはガラクタで、自分にしか価値が無いものが宝物、っていうの、そういうのって良いな、なんて思ってしまうんですが、おかしいのかな、、。

リス美 | URL | 2010/05/08 (Sat) 03:38 [編集]


adelaide lifeさんへ

戦争関係の話は、前の戦争で敵同士だった、っていうのが、どうしても引っ掛かって、ちょっと微妙なんですよね、、Remembrance Dayの赤いポピーも、まだ、付けた事無いんです。

タイムカプセル、正しく、ぴったりの呼び方です!!

リス美 | URL | 2010/05/08 (Sat) 03:40 [編集]


viveraさんへ

いえいえ、実は、違うんですよ。子供の頃は、長期休暇の間も、寄宿舎に残っていたり、学校が連れて行くホリデーに行ったり、など、家庭生活の幸せって言うのは、余り味わえなかったみたいなんです。だから、自分の子供達とは、惜しまず、長閑な子供時代を一緒に体験したのかな、と思えるんです。

リス美 | URL | 2010/05/08 (Sat) 03:44 [編集]


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| | 2010/05/08 (Sat) 09:04 [編集]


こんばんは
お義父さんのお葬式に、ご兄弟で、どんな話をしようかと
あれこれと考えるほどに、充実した人生を送ってこられた方なのですね。
碇の形のリース、素敵だったでしょうね。
自分のときは、どんな話をしてもらえるだろう?と思うと・・・
ほんと、何も成し遂げてない気がするけど、毎日を一生懸命生きていこう、
って思いました^^
Sailingの内容がボートピープルのことだったとは驚きましたが、
歌詞をみるといろいろな意味に取れますね。
お別れの歌、わたしも考えてみよう。
リス美さんのチューリップ、懐かしかったです。
どこかで聴いた覚えがありました^^

harry | URL | 2010/05/08 (Sat) 19:53 [編集]


リス美さんこんにちは^^

お葬式の様子、聞いていると
日本のお葬式とはかなり違いますね
リースがいかりの形をしているとはビックリ!
細部にMでお義父様への想いが込められていたお葬式だったんでしょうね

ご主人が持ち帰ったカバンの中身
これは宝物ですね!!!

なべちゃん | URL | 2010/05/09 (Sun) 07:44 [編集]


harryさんへ

>毎日を一生懸命生きていこう、って思いました^^
↑harryさんらしく、真面目で、感心です。果たして、そういう風に思うイギリス人って、どれ位いるんだろう、とも思いました。

最後の曲ですが、私は未だ、青春の影から脱却できずにいます。あれ、結婚式でかければ良かった、ぴったりだったのに、とも思いますが。

リス美 | URL | 2010/05/10 (Mon) 00:16 [編集]


なべちゃんへ

なべちゃんにも、宝物と思って頂けて、嬉しいです。ガラクタ、って思う人も多いかもしれないけれど、、、。

リス美 | URL | 2010/05/10 (Mon) 00:18 [編集]


あら

ほんとうにどうでもいいことなんですが、うちの夫もエマニュエル卒です!彼は在学中、さんざんいたずらして学長から叱られていたそうなので、お義父さまとは人間としてのできが違うと思うけど(笑)

お葬式の歌を事前に考えるっていいですね。好きだった本の朗読とか詩とかもいいし… でもやっぱり素晴らしいお葬式というのは残された人の愛情から生まれるものなのでしょうね。素敵なお葬式のお義父さま、素敵な方だったんでしょうね。

美月 | URL | 2010/05/11 (Tue) 03:00 [編集]


美月さんへ

そういう偶然って、あるんですね・・・ちょっと、嬉しい気がします。

自分のお葬式のプランをする、なんて、妙な感じですが、真剣に考えてしまいましたよ。。

リス美 | URL | 2010/05/12 (Wed) 22:33 [編集]


 
 

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