
↑ 何年ぶりかで張ったテントは・・・歪んでる歪んでる〜
予想以上に好評を博した「イギリスのカントリーサイドのエスプリ小技/小物達」(一つ目はこれ。二つ目はここをクリック)でしたが、あれは、一泊二日でカヤック遠征(!)した時に偶然発見した町だったんです。
行く前日、BBCの天気予報サイトをどう見ても、あまりのよい天気に、「キャンプしてみようか。」ということになり、
テントで寝る
=ロマンティック♪
=しかも、何でもべらぼうにお高いイギリスなのに超経済的!
という不変の公式が頭にパッと浮かんだ私は、もう、一も二もなく
大賛成!!!
・・・で、その結果なんですが、
誠に不思議な体験を致しました。
さてさて。
海辺のインフォメーションでキャンプ場案内リーフレットを購入、その中から最も設備の良さそうなキャンプ場を検索。そしてそこへ行ってみたんです。

ここのキャンプ場、最初は見過ごして通過した程、目につきにくい。
上の写真、よ〜く見てもらうと、隙間の奥の方にキャラバンが見えます。何だか商売っけの全く伺えないキャンプ場。
レセプションと書いてあるドアの呼び鈴押しても、どれだけ待っても誰も出て来ない。。。そう言えば車が無い。
どこかに出かけていてそのうち帰って来るんだろう、と、先にテントを張りました。
数年ぶりに取り入だしたるテントとかで、どうやって張るんだったかと思い出しながら、どうにかこうにか、組み立て終わる。この間、約20分強。結果:夫、汗まみれ(白人は体温が高いので暑さに非常に弱い)。
時計を見ると、もう7時半。
運転とカヤックとテント張りとで疲れてしまった夫は、
頑として、
もう運転したくない。
・・・夫の車、マニュアル車なので私は運転出来ない。
⇒キャンプ場の手前にあったパブに徒歩で行く事にしました。
すると、そこでは・・・

おやま〜、これはこれは、チロル地方の人達がイギリス巡業?
・・・と思ったら、これ、モーリスダンスと言って、誠にもって完璧にイギリス伝統の踊りなんだそうです。それをパブの前でやってました。アコーディオンに合わせて、比較的年齢の高いダンサー達が楽しげに踊る踊る。。それをパブの側から見学する、我々を含むパブの客。
中に入ってビールと、そして食事を注文。
するとね・・・
「早くても9時半頃にしか用意出来ないから、違う所に行く事を勧める。」
と、そこのおやじさんが言うんです。
もう運転したくない夫は、
「待つよ。」
って言うんですが、
そこのおやじさん、執拗。
「何時になるかどうか判らないし、注文は取ってない。」
と言う。
更に、
「もう、今日はほんとに忙しくててんてこ舞で、今までに三十数食も作ったんだ。」
って文句言うんです。
・・・・・
それこそ名も無い小さな村です。パブはここだけ。独占状態。
文句言ってる場合じゃなくて、せっかく大繁盛なんだから、いっそのこと「今晩はプレミアム付きになります。」って値上げして出してコックさんに特別に幾らかあげることで自分も儲けるとか、チャンスをものにすれば良いんじゃないの???
そういう思考回路とは違うんです。
もう面倒なので、クリスプス(いわゆるポテトチップス)とビールと、出がけにフリーザーから出して持って来ていた私制作キャロットケーキとで凌ぐ事にしました。
外では、延々、モーリス・ダンスたけなわ。

・・・ビールのお代わりにカウンターまで行った夫が眉間にしわ寄せて帰って来ました。
「あのおやじ、全く持って無能。どうも取り仕切ってる奥さんがホリデーに行ってしまってて、彼はどうして良いか判らないみたいでモタモタモタモタ、何にもできない。で、あろうことか、たまりかねた客が中に入ってグラス洗ったりビール注いだりしてる!」
私:「じゃあ、あのおやじさんは、何してるの?」
夫:「おたおたしてるだけで何もしてない。噴飯物もいいとこだ!!」
?????
奥さんがいなかったら何も出来ないんなら、いっそのこと閉めれば良いのに。。

そんな中、外は誠に美しい日暮れです!
思わず一句。
・・・「ビューティフォー。明日も酷暑だ夕日がきれい。」
10時頃、キャンプ場に戻る。も、相変わらず呼び鈴に応える人は居ない・・・。
翌朝、テントを片付ける前、

去り際にも、
再々々々度目の・・・
「呼び鈴を押せども押せども
誰も出て来ないキャンプ場。
一体全体どういうこと?」
・・・以上、強烈な字余り。
仕方が無いので、お金、払わずに帰って来たんです。
だって、幾らなのかさっぱり判らないし、払いようが無いでしょ。。
無銭宿泊をしようと思ってした訳じゃない、少なくとも5回はレセプションを訪ねましたもの。
裏の扉、開けたままでホリデーにでも出かけてしまったんでしょうか???
変なパブといい、管理人がいないキャンプ場といい、狐につままれたみたい〜〜〜。

あのパブ、朝日の中でこんなに可愛らしいのに・・・。
何だか全面的に大変、へんてこりんな体験でした。
もし今度行く事があったらこの時の分も払えば良いんでしょうか。多分、10ポンド(2000円強)とか、そんな程度だと思うんですけどね。
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