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NIMBY/ニンビー@リッチモンド界隈のお話です。

昨日の記事を書き始めた時は、テロ未遂の件、未だニュース報道が始まったばかりだったので、何だかのんびりした筆致でチョロっと書いただけだったんですが、アップロードして暫くしたら、あれよあれよと言う間に大ニュースに・・・。「911」五周年の今年。今更ながらに怖くなってきました。

だから今日は、能天気なカヤックとかじゃなくて、ちょっとだけ社会派の内容です~。


木々の間に覗く市街の拡大

少し前の地元フリーペーパーの「You tell us」、つまり読者の投書欄が見開き二ページにまで渡っていて、異例の大々的扱いに思わず何事かと見てみると・・・

大半の投書が、

2012年のロンドン・オリンピックで王立公園に当るリッチモンドパーク/Richmond Parkやブッシーパーク/Bush Parkをオリンピック見物人用のキャンプ場にする案

=観光大臣(と訳せば良いのでしょうか?英語ではMinister for Tourism)ウッドワード氏が、ロンドン地区でホテルのキャパシティが充分で無いことの対策として提示した案

についての熱のこもった意見でした。


ではここで、

クイズです!

賛成、反対、

どちらの意見の方が多かったでしょうか???



ロンドン中心方向を臨む
リッチモンドパーク内駐車場からロンドン中心方向を臨む。
※一番上の写真は、この写真の中で木々の間に覗いているロンドン市街部の拡大です。


クイズへのヒントは、タイトル内の

NIMBYにあります。

*****

では一体、NIMBYとは何ぞや?!

Not In My Back Yardの意味=「(主旨には賛同しても)自分の近隣には来て欲しく無い施設」ということ(ここをクリックでWikipediaに)で、


例えば

・・・風力発電が環境的には最適、と

大賛成♪しても、

あのデカイ風車が家の近所に建設される計画が出されたとたんに、

「いやいや、あの場所は○○の理由でだめ!!」と、

大反対!!!

に転じる。

そんなようなこと・・・NIMBYismっていうのをこういう傾向・態度を示すのに使ったりします。

*****


↑↑↑と言う脈絡の元、もちろん意見は、大半が


!!! 大反対 !!!


でした。


投書をピックアップ&抜粋してみます。

「そんなことを言い出すなんて、信じられない。全面的に反対。平和に暮らしている鹿はどうなるのか!ただでさえ渋滞で困っている周辺の道の混雑状況も想像に余りある!」
・・・リッチモンドパーク近隣にお住まいと思われるCFSさん(性別不明)。

「こんな馬鹿馬鹿しい案、すぐ棚上げにすべし!拡声器、テレビ、音楽、等々からの騒音を想像しただけで身震いが出る。」
・・・ハンプトン(ブッシーパクのすぐそば)にお住まいのFBさん(性別不明)。

「お金が無くてホテルに泊まれないなら家でテレビを観れば良いのだ!キャンプをしてまでロンドンにオリンピックを見に来る必要は無いじゃないか!この地区に住んでいない観光大臣はNIMBYだ!」
・・・ハム(リッチモンドパークのすぐそば)にお住まいのSMさんという男性。

「素晴らしい公園を破滅させる、きちがい沙汰の案。日曜にピクニックする人達のもたらす大量のゴミから、どんな事になるか容易に想像できる。野生の動物達も絶大なる迷惑を被る。毎朝ブッシーパークで犬を散歩させているから言っている訳ではなく、私利私欲と無関係な、純粋な意見である。」
・・・ハンプトン・ヒル(ブッシーパークのすぐ近く)にお住まいのMAさんという女性。
原っぱ
良くよく見ると犬を散歩させているのが見える(かも)。(但しこの写真はリッチモンドパーク

「NON! Non! Non! 住民税は住民の便益の為に使うべきで、非住民の便益の為に使うなんてもってのほか!キャンプ場なら、競技場の大半が設けられるロンドン東部に作るべし!」
・・・キングストン(リッチモンドパーク、ブッシーパーク何れにも至近)にお住まいのVEGさん(性別不明)


*****


賛成の人一人だけ。

「地域活性化に寄与するし、いろんな人との出会いが期待できて大歓迎。
キャンプ場をきちんと管理さえすれば、デメリットなど無い。」

・・・リッチモンド地区に28年間お住まいのSHさん(女性)


*****


リッチモンドパークが大好きな夫及びその友人は、

「大賛成。地域活性化に直結するし、リッチモンドパークのよさをPRする絶好の機会。」

但し、

「無償で無制限に開放するのではなく、
リーゾナブルなお金(一泊三千円~四千円程度?)を取る、
*そのお金で管理費を捻出し、
・キャンプ用地を夏場は余り使われないplaygroundなどに限定し、
・車では来られないようにする、
・24時間監視体制を敷く、
・・・等の管理をすることは大前提。」


と言っていますが、どうなることやら・・・。


★尚、数枚の写真はリッチモンドパークの大きさをお見せしようと撮影にトライしたものですが、少しは感じが掴んで貰えれば良いんですが。。・・・全面積は955ヘクタールあります。

昨日の事件で、テロリスト対策が何より肝要・・・キャンプ場云々より、せっかくのロンドン・オリンピックが台無しにならないよう、テロ活動が起きないように、何とか万全の対策が実行されないといけません。

*****

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コメントコメント


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むずかしいところですね。

来る人々の考えの違いがありますものね。
モラルがあるとかないという問題ではなく、人種も国籍も違う者が集まってくる場所で、どのルール下でだれにも迷惑がかからず使用できるか?。
限りなくむずかしい問題ですよね。
お金をとれば、それなりに使用者は権利を主張するでしょうし。

それよりも、英国がいま力を入れるべきは、やはりテロ対策でしょうね。そのなかで、キャンプ場は?。

ish | URL | 2006/08/11 (Fri) 17:57 [編集]


ishさんへ

テロ対策、何しろ犯人たちは、去年も今回もイギリス国内生まれ、というのが最大のネックのようです。

りす美 | URL | 2006/08/11 (Fri) 23:24 [編集]


初めまして。

りす美さん初めまして。
58星人(ごーやせいじん)と申します。
いつも楽しく読ませていただいています。

キャンプ場の話,ほんとに難しいですね。
オリンピックといえば,やっぱりお祭気分になるから
夜遅くまで騒いだりしちゃいそうだし・・・

テロ未遂の容疑者が捕まったばかりではなおさらですよね。
住民ではない人たちがたくさんキャンプ場にやって来るとなれば,不安にもなるし。

テロ対策が一段落し,イギリスの美しい公園をリラックスして訪れる日が早く戻って欲しいです。

58星人 | URL | 2006/08/14 (Mon) 15:33 [編集]


58星人さんへ

初めまして!読んで頂いていて有難うございます!!

テロ未遂の件、空港とか、逮捕者が出た近隣に行けば実感湧くんでしょうが、何だか遠い世界のような・・・。これからどうなるのか不安。。昨日はアメリカ行きの飛行機内で携帯電話(現在、機内持ち込み禁止)が鳴って、誰も名乗り出ないので、引き返したそうです。。

りす美 | URL | 2006/08/14 (Mon) 19:51 [編集]


 
 

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