イギリスは不思議の国! にて。

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独自性と特殊性。オリジナリティとエクセントリシティ。

この人、ご存知ですか?
richard quest

リチャード・クエストというCNNのレポーターです。
*写真はこのサイトからお借りしました。

甲高くキンキンしたガラガラ声でやかましく捲し立てるイギリス人・・・と言えば、ああ知ってる、知ってる、と思う人もいるのでは?

この人、最近(11/15-20)、日本に行っていて、その時の経験をCNNサイトの中のブログに書いていました

11/20, 16, 15の三日分の記事があるので、英語が苦にならない方は、ちょっと直接読んでみて下さい。(ここをクリックで出てきます。)三日分も面倒なら、旅の締めくくりの20日のものをどうぞ。

・・・私は英語が苦になったとしても、苦にならないふりをして生きて行かざるを得ない環境にいるので・・・日本のことをどんな風に書いているのか興味もあって、読みました。

彼の事だから、大声で喚くかのように、日本のことをこき下ろしているのか、と思ったら、そういう乗りではありません。新幹線が何と1960年代から営業をしていることに感動して誉めたり、富士山の美しさを讃えたり。

でも、行間から漂う匂いに
「やっぱり・・・。」
と気持ちが萎んでしまったんです。

20日の記事の最初の方に
... I found it to be so challenging. という所があります。

日本が非常にchallengingだ、平たく言うと「日本は疲れる国だ」と言っているんです。

結びの文は、こんなの。
I have had a marvellous trip to Japan. Next time I will be better prepared, and certainly far more adventurous to go and enjoy the country. Lessons learned.
・・・そのまま読むと
「素晴らしい旅だった!次回はよりよく心得た準備をして来て、もっとアドベンチュラスにこの国を楽しめるようにしよう。」
と反省しているように見えるかもしれませんが、

「本当に疲れた。日本はやっぱりしんどいわ。次に来ないといけない時も、又、こんな思いをするんだろうなあ。」
という本心が透けて読めてしまう。。

「次回は」
って、また来たい、と思ってくれてるんだろうか、と心配になってしまう。

・・・具体的には、イギリスから持って来た携帯やキャッシュカードが使えなかったり、言葉がなかなか通じなかったり、ということを指しているんですが、
携帯もキャッシュカードも、日本以外の国なら全く問題なく使えるのに、日本だけで使えない、と言ってるんです。

*****

それにしても何故、日本では、他の国の携帯が使えないんでしょうか?
・・・私のボロい携帯ですら、イギリスだとポーランドにかけることも、デンマークから電話を受ける事も出来るんです。
(最初は逆にその事にびっくりしました!)

そして、何故、日本では、外国のキャッシュカードが使えないんでしょうか?
・・・夫のキャッシュカードは、メキシコの田舎のATMですら使えました。

(そう言えば、未だ結婚する前、夫が日本に通って来ていた頃、良く言ってましたが、) そうそう、何故、日本の銀行では、外貨を日本円に換えるのが物凄い大事だったり、或いは出来なかったり(京都の大きな銀行でポンドを換えようとしたら、まじまじ顔を見つめられ、そして、換金は不可能だったと言ってました)するんでしょうか?
・・・イギリスだと、郊外の町のハイ・ストリートにある銀行でも、客の顔なんか見もせず、手だけ動かしてさっさと換えてくれます。

*****

多分、「日本は日本独自のやり方で行く、」として日本固有の決まりがあるからなんですね?

携帯とか換金とか、別に命に関わるような事ではない、小さなこと。

でも、だからこそ何の問題も無くスラスラ片付けたいのに、そういう事で一つ一つ躓いてしまうと、いくら素晴らしい景色があっても、幾ら溜息の出るような芸術作品があっても、嫌になってしまう。
・・・今頃、気付いたんですが、私がイギリスでの日常生活の一つ一つが「難しい」と困る理由の大きなものは、イギリスが、ではなくて、日本が「独自」ルールを持ち過ぎているからなんじゃないの???

*****

「独自の文化を大切にする」
  のと
「世界標準で動く」=他国からアプローチし易くする
のとは、両立する事だと思うのです。
だから、生活やビジネスのインフラは、独自のルールで、ではなくて、世界標準ルールで動かして、意味の無い障壁を高々とそびえさせないようにしないと、日本は他の国からぽっつりと取り残されてしまうような気がして薄ら寒くなるんですが、

大層に思い過ぎでしょうか?

つい先日、昼食をご馳走になった、あるイギリス人(ビジネス戦略コンサルタント)が、
「日本の法規制は日本独特で、日本の会社も閉鎖的。だから意味が判らないことが多いし、取り付く島が無いので、時間ばかりかかって効率が悪い。同じ努力でもっと簡単にビジネスの進む国は幾らでもある。
だからもう、日本は沢山。興味無い。
と断言していたのが、どうしても気になっていた矢先に、このリチャード・クエストのブログを読んだので、なおさら弾みがついて、気になって気になって仕方無くなって来ています。

*****

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コメントコメント


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いつも楽しくblog読ませてもらっています。今回の記事はとてもおもしろかったです。まあ,私が思うに,日本は国内の市場もある程度大きく,また,技術力を持った会社も多いので,何か新しいものを作り出そうとする場合,海外にある技術を持ってくるというより,自力で開発して,日本だけで使うという傾向が強いと思います。
自力で苦労して開発するところに喜びを見いだし,外国から安易に技術を持って来ることに対する拒絶感が,日本独自のシステムの氾濫という結果になったのではないかと思います。これがいいのかどうか,私にはわかりませんが,国境を越えて移動する人々が増えるに従って,不具合が増え始めているのは間違いないと思います。
さて,携帯電話とATMに関して,ちょっとコメントを。携帯電話に関しては,世界的にはGSMという規格が普及しています。このGSMは元々ヨーロッパで開発されたのですが,その後世界中に普及して,日本と韓国以外では広く使われいます。従って,GSMに対応した携帯であれば,他の国に行っても,利用することが可能です(但し,契約によって変わるかもしれません。あくまでも技術的に可能という意味でご理解下さい)。
日本ではNTTが独自にPDCという規格を開発し,利用しています。いわゆる,第二世代携帯電話と日本で呼ばれている携帯電話(MOVA,TUKA,ソフトバンクモバイルの第三世代携帯電話じゃないやつ)はPDCという規格で作られています。NTTとしては自力でPDCを開発して,それで世界戦略に乗り出すつもりだったようですが,気がつけばGSMが世界を席巻してしまい,PDCは日本のローカル規格になってしまいました。従って,日本の携帯電話を海外に持っていても使えないし,その逆もまた不可能です。但し,一部の日本の携帯電話にはGSMに対応しているものもあり,そういったのは海外に持って行っても使えます。
世界的に見れば,外国に行っても携帯電話はそのまま使えるのが当たり前なので,日本に来た外国人は携帯電話が使えずビックリということにあります。
NTTとしてはPDCで失敗したので,第3世代携帯電話の開発ではヨーロッパの企業と一緒に,W-CDMAという規格を作りました。いわゆる,FOMAと呼ばれているのはW-CDMAという規格に基づいています。世界的にはGSMからW-CDMAへ移行しましょうということになっています。そうすれば,日本の携帯電話を海外に持って行ってもそのまま使えるし,逆もまた可能になり,今までの不便が解消します。
が,しかし,日本では第三世代携帯電話の普及がかなり進んでいますが,日本と韓国以外では進んでいません。GSMで十分なのに,何で,W-CDMAに移行しないといけないのというのが,移行が進まない理由の一つで,確かに,電話として話すだけなら,GSMもW-CDMAも差はないのが実情です。
次に,クレジットカードでATMで現金がおろせない件ですが,これは結構有名で,郵便局のATMなら対応しているものあります。なぜこうなったのか,私にはよくわかりませんが,おそらく推測するに,ATMのシステムの自力で開発して,気がつけば,海外とは互換性のないシステムになってしまったのではないでしょうか。

すー | URL | 2006/11/23 (Thu) 11:10 [編集]


すーさんへ

初めまして、welcomev-14
携帯についての精緻な説明有難うございます!詳しそうなので、もう一つ、判らない事があるんですが・・・textingって日本でも出来る様になるんでしょうか?メルアド聞かなくても電話番号だけでやり取りできるのが便利じゃないの、と思うんですが。

それから、以下の考察:
「海外にある技術を持ってくるというより,自力で開発して,日本だけで使うという傾向が強いと思います。
自力で苦労して開発するところに喜びを見いだし,外国から安易に技術を持って来ることに対する拒絶感が,日本独自のシステムの氾濫という結果になったのではないかと

海外にある技術を持ってくるというより,自力で開発して,日本だけで使うという傾向が強いと思います。
自力で苦労して開発するところに喜びを見いだし,外国から安易に技術を持って来ることに対する拒絶感が,日本独自のシステムの氾濫という結果になったのではないか」

同感です!

でも、それならば、自分で開発したものを世界標準にまで広げてくれればいいのに、国内人口が1億人以上もあるから充分そこで採算が取れ、それ以上にまでブン!と出て行くの、面倒なんでしょうかね。。

りす美 | URL | 2006/11/24 (Fri) 01:24 [編集]


日本という垣根。

りす美さんへ、
R・クエストさんの記事と、りす美さんのコメントなど、面白く読ませてもらいました。

結論から一つ。彼が次に日本へ行くとき、果たして十分なそなえを持っていけるか。いいえ、やっぱり日本という国の垣根は高いのではないか、と思います。彼が日本語ぺらぺらにでもなれない限り、外国人が日本滞在を容易にエンジョイするのは難しい話だと思うからです。ホスピタリティーで親切に歓迎する半面で、やんわりと外国人は「仲間に入れません」という扱いを受けることは避けられないと思います。

それには、もちろん、よし、悪し、の両面があるように思いますが、とにかく日本という国の特殊性と特異性は一朝一夕には取り外せないはず、と思うからです。

「魅力と、異色」がウラハラ、というようなものじゃないか、と思うわけです。

こういうものがなくなる日本は、多分もうちょっと出入国のチェックが緩和されて、多国籍化して、犯罪も増えて、日本人が2割、3割とどんどん非日本人的になっていく(よい意味でも、悪い意味でも)時代じゃないかな、なんて気がするんですか、どうでしょうか?
(ふだんあまり書いたことのない類のコメントを書いてしまいました。あまり、書いたことに深い根拠は持っていません。ただ、なんとなくそんな気がする、というだけで、書いてみました。)
またすぐおじゃまさせていただきますね。

dekoboko | URL | 2006/11/24 (Fri) 04:31 [編集]


dekobokoさんへ

日本は準・純粋培養の方が良いのかもしれませんね。一種の桃源郷・・・その、物凄く快適な枠からはみ出る人達(私のように)は、外の風をまともに食らうけれど、それを覚悟の上で外に行く、ということなんでしょうか。

文字にすると言いたいことの半分も伝わらないように危惧しながらのお返事です。

りす美 | URL | 2006/11/24 (Fri) 04:46 [編集]


こんにちは。
タイって結構便利で、ATMも24時間営業がそこらじゅうにあるし、有人両替ブースも9時から9時までやってたりします。外貨ウェルカム!な感じです。(タイバーツ→外貨は結構大変)
だから、日本って不便だよなあと思うときがあります。特に日本語スピーカー以外の人にとって。ATMもそうですが、
セントレアオープン直後に帰国して空港バスに乗ったら、案内が日本語アナウンスだけだったり。(先日帰ったら英語もちゃんとありました。)

em | URL | 2006/11/24 (Fri) 10:27 [編集]


はじめまして。
初めての訪問ですが、とても面白い記事だったのでコメントさせていただきます・・・。
私の恋人(欧州人)も、りす美さんのお話されたコンサルタントと同じことをよく言っています。
投資のシステムも閉鎖的だし、本当に効率が悪い、と。
私はそっち関係はてんで知識がないものですから、考えたこともなかったのですが、説明してもらうと確かにそう思いました。
今私は香港に住んでいますが、ここは外国人でもとても暮らしやすいです。もちろん、旧英国植民地ということもあるので、外国人(非中華系)率も高いですし、一応英語が公用語のひとつになっていることもあります。ただ、ここと比べて日本で外国人の味わう苦労を考えると、首都・東京も、国際ビジネス都市Tokyo・・・とは言いがたいですね~。
キャッシュカードは、郵便局のATMで使えますね。あと、成田空港ではCitybankのATMで使えます。要するに、多くのATMは、日本以外の多くの国では普及しているCirrusとかPLUSというシステムに対応してないんですね。
私の恋人がよく言うんですけれども、彼曰く、欧米社会(白人社会)というのは、基本的には「みんなで力を合わせてみんなで利益を上げよう」という考え方で過去も今もやってきていて、それでいろいろなシステムがよりオープンになっているんだけれど、日本というのは「独りで頑張って利益も独り占め☆」という態度だ、と。だから社会が閉鎖的なのだそうです。資本主義社会と言いながら、やってることは(極端に言えば)中国と変わらないらしいです。
まあ、その辺は大陸文化と島国文化の差かなぁ・・・と思えないこともないんですが、この時代、独自のルールだけでやっていてはダメなんだとそろそろ気づいてほしいものです。
なんにしろ、海外からの旅行者は、日本に来る前には、他の国への旅行のときよりも念入りな下調べ(ガイドブックの基本情報部分-ATM・両替・携帯電話事情なんて細かい情報は載ってるのかしら?-を熟読)しないといけませんね。

bonbon | URL | 2006/11/24 (Fri) 14:34 [編集]


りす美さんこんにちは。Textingって,おそらく,GSM携帯のShort Message Service(SMS)のことだと思うのですが,日本の携帯電話の場合,同じようなサービスはあるのですが,残念ながら,同じ携帯電話会社の加入者同士であれば,送れるのですが,他の携帯電話会社の加入者には送れないという制約があります。GSMなら,異なる携帯電話会社にも送れるので,その辺不便といえば不便です。しかし,ドコモのFOMAは国際SMSという機能があり,海外とのSMSとのやりとりができるようです。ソフトバンクモバイルはググったのですが,よくわかりませんでした。AUはダメっぽいです。
とはいえ,日本の携帯電話の場合,インターネットメール使う場合がほとんどなので,あまり,不便と感じている人はいないのも事実。また,インターネットメールであれば,文字数の制限もかなり余裕がありますし。確か,SMSって,文字数の制限が140文字程度ではなかったでしょうか。そのため,文字数を節約するために,独特の省略形が使われているという記事を読んだことがあります。
また,SMSだと,携帯電話の番号を教えないといけませんが,インターネットメールであれば,メールアドレスだけ教えればいいので,個人情報の保護の観点からも,日本では好まれているような気がします。例えば,携帯電話の番号を気軽に教えるのは抵抗があるが,メールアドレスなら,抵抗感が低い,特に女性の場合。そういった点も,SMSが普及しなかった理由の一つかもしれません。

すー | URL | 2006/11/24 (Fri) 17:48 [編集]


emさんへ

タイは国策として海外をどう迎えるかっていうのが明確になってるんですね、きっと。日本はどうしたいんだろう:困難を踏み越えても来たい人だけくれば良い、ということなのかな、と思ったり。。

りす美 | URL | 2006/11/28 (Tue) 05:32 [編集]


bonbonさんへ

初めまして、いらっしゃいませv-222

香港は、恥ずかしながらイギリスから返還されてから・新しい空港になってから一度も行った事が無いんですが・・・少なくともその時点では、そう言えば・・香港の人は、そもそも英語で教育されるから凄く流暢で、教育システムも西洋に倣っているから、英語でビジネスするのに全く困ったりしないのが羨ましかったです。日本と事情が全く違いますけどね。。

りす美 | URL | 2006/11/28 (Tue) 05:42 [編集]


すーさんへ

再度詳しい事情を教えて頂き有り難うございます!そういうことだったんですね・・・。ナルホド。ナルホド、です。
 私がテクスト・メッセージが便利だと思ったのはメルアドを別途聞かなくても電話番号さえ知っていれば送れる、という点だったんですが、・・・電話番号を教えても携帯メルアドは教えたく無いというケースは、多くあるんでしょうか??

りす美 | URL | 2006/11/28 (Tue) 05:47 [編集]


 
 

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