イギリスは不思議の国!

2005年11月イギリスに移住。すると一体どうした事でしょう!!旅人時代はちっとも気付かなかった、大きな驚き・中くらいのびっくり・ちょっぴりの仰天etc.etc.に毎日遭遇!これは、その忠実な(筈の)レポートです。

アクセント四方山話

  1. 2006.
  2. 12.
  3. 29
  4. (Fri)
  5. 19:42
先日、Metroという駅で配っている無料紙に驚愕する記事が載っていた。この記事によると、

「(ロンドンのコックニーエリアで開業の)フランス人医師某の英語が不十分だった為に、患者が手遅れになって死んだ。」
・・・なんでも患者の「昏睡状態」の様態を救急病院に電話で「sleeping」と伝えた為に相手が緊急と理解しなかったのが原因だとか。

で、そのフランス人医師の言い訳が
「シェークスピア英語を学んだ。オクスフォード出身者の英語なら判るが、コックニー・アクセントは判り難い。」

・正統派古典英語やオクスフォード出身者語彙で「昏睡状態」が「sleeping」とも思わないし、
・コックニー・アクセントが一般的なエリアでそのアクセントが判らない医師ってどうなんだ、とも思うので、
この新聞の書く、この医師の良い訳は全くもって

無効

と断定させて頂きたいです。真相がどういうことなのか、未だに釈然としません。

*****

ということで、本日はかねてから気になっている「アクセント問題」。
★まず私自身なんですが、イギリス人には「アメリカン・アクセント」と言われる事が多いので、相手から指摘されるより前に初めから
「私の英語ってそんなにアメリカン・アクセントかなあ。」
などと予防線を張るんですが、そんな時相手のイギリス人からは決まって、
「Not too bad.」
=「それほど酷くはないよ。」と慰められる
アメリカン・アクセントが「bad」と思っている訳では無いので、この一様の反応には
「えっと・・・そういう反応を期待していたんじゃあないんだけれど???」と思って黙ってしまう。

*****

私の英語は
日本語英語をコアとし、そこに「アメリカン・アクセント」やら+「ブリティッシュ・アクセント」やら「オーストラリアン・アクセント」やらをチャンポンしたもの。
なので、逆にアメリカ人からは
「ブリティッシュ・アクセント」
とからかわれる。

でも。

通じるんだからこれで良いのだ!と居直ることにしました。恥じる必要、さらさら無

*****
そう。極言すると、英語はアクセントなどどうでも宜しい!!とにかく「通じる」「通じさせる」が最優先!!!
*****

ところで
イギリスの人はみな、クイーンズ・イングリッシュをビューティフォーに喋っている
というのは美しくも大きな誤解ですのでご注意ください。
*近くのコーナーショップに牛乳を買いに行って、
「2リットルのセミ・スキムド・ミルクはもう売り切れたの?」
と聞いても相手(インドパキスタン系のおじさん)が
「???」と判ってくれない、或いは「isuo]diwsmeotisseoltia,wpoeot」みたいに何を言っているのか判らない返事を返して来る。
*カスタマーサービスに電話をすると、やっぱりインド訛りが強烈な相手が出て来てヘトヘトになる。・・・インドのバンガロールかどこかに繋がっているんだろうから、この場合は止む無しなんでしょうけれど。
*スーパーのレジで何か聞かれるんだけど、二度三度聞き返さないと判らない。
*お店のお姉さんの言っている事が、やっぱり一度じゃあ聞き取れない。
*バスの運転手に「○○」に行くか、と聞いた答えを聞き返さないと判らない。
*思い起こせば・・もう一年以上も前に日本からの引っ越し荷物を運んで来たお兄ちゃんが「紅茶一杯欲しいな。」って言っているのが判るまで多分、三回以上聞き返した。
・・・最初のうちは、「私の英語聞き取り力が貧弱なんだ。」と勝手に寂しい思いをしていました。聞き返すのは失礼かと遠慮していました。

でも、そういう風に「自分のせい」と思う必要は無いのです

だって、
*エリザベス女王のクリスマス・スピーチは良く判ったぞ!
*昨夜、夫の元ボスの所であったパーティーでは初めて話す人達の英語も全く問題なかったし、
*夫(いや、こんな顔では全く無いが)の言う事は全部判るし(じゃないと困るので)、
*夫の家族一同の喋るのも大丈夫だし、
*夫の友人一同の英語もOKだし   
etc. etc.

判り難い英語を喋る人のアクセントに自分が近づこうなどとする必要は無く、美しい英語と接し続けるべし。で、判らなければ判るまで聞き返す、この方針を自他ともに推奨する次第であります。

*****

しか〜し、ブラック・アダー(ロウワン・アトキンソン主演の馬鹿げたコメディー)のジョーク、DVDを観て夫が横で抱腹絶倒で笑い転げているのを

じっとり〜
白けて夫の顔を見つめている私は悲しいです。あの種のジョーク、「パブリック・スクール・ジョーク」っていうんだそうですが、解説されて初めて少しは判るけど、それでも「面白い」とは感じられないこの寂しさ。
・・・アクセントとジョーク裏側にある諸般のイギリス的知識のダブルパンチ

イギリス生活、まだまだな私です〜。

★今回は写真無し、余りに愛想無しかな、と絵文字多用で行ってみました

*****

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この前ぼおっとニュースを見ていてふと、「な〜んか懐かしい」と沸々こみ上げるものがあって、で、我に返ってみたならば、アメリカ人のニュースキャスターだったのです。
・・・日本で教える英語って大抵アメリカン・アクセントですよね。あと、イギリスに来る直前に働いていたアメリカ系の会社は、本社はやっぱりアメリカ人が多くて、テレフォン・コンファレンスもバリバリのアメリカン・イングリッシュが闊歩していた、です。その前の取引先もアメリカが多かった。で、これらの積み重ねがもたらすものなんでしょう。

ああ外は雨なり

COMMENT

うーん、勉強になります

いや、もう、りす美さんは英国人の旦那さんと意思疎通して恋愛して結婚してるんだから!話せる人なんですよねっ。羨ましいです。
私は英語話せるようになりたいけど、いかんせん語彙が増えません。

アクセントですが、友人が学生時代にホームステイしたイギリス人家庭に、5年ほど前にその友人と一緒に泊めてもらった事がありました。
その時、映画の話になって、向こうのご夫婦がアメリカの映画は何しゃべってるかわからないので嫌だと言ってました。冗談と思って笑って聞いていましたが、実は本気だったのかな〜?と今回のりす美さんの文を読んで思いましたよ(*´ー`)

harryさんへ

私もアメリカ英語、判らないことが多々あります。イギリス英語のほうが絶対判りやすいと思います。音をくっつけたり省略したりしないですもん。語彙は・・私も悩みの種です。本を読んで辞書を引いて、っていうのを重ねていくしかないかな、と思ってます・・。

ご挨拶

いよいよ今年はあと一日です。
紅白歌合戦を見ながら
カウントダウンしますね!
もちろん、マスターも一緒ですからね!
良いお年をお迎えください。

カント

おはようございます、guitarbirdです

これを読んで思い出したことを2つ。
ひとつは、ロックを聴いていて、どの曲とすぐには浮かばないのですが、
コーラスをつけているパートで、歌う人によって発音が違うと
なんだか変な感じに聞こえることです。

もひとつは、ビートルズのShe's Leaving Homeの歌詞の
Fun is the one thing that money can't buy
という部分のcan'tを、その部分を歌っているジョンが
「キャント」じゃなく「カント」に近い発音をしているのが、
中学の頃気になったのですがが、
後にフィル・コリンズを聞くと、彼も「カント」と発音していたので、
そう発音する人もいるんだな、と思いました。

微妙に本題とズレた書き込みにて失礼します・・・

Hello mate!!
You alright mate!!!
と挨拶していた頃を懐かしく思い出します。
コックニーアクセントは最初確かに聞き取りにくいけど、慣れると馴染んできて、愛着ある方言であると思います。
East Endersの視聴者でもありましたし・・・(笑)

日本に帰国して私も米国人にブリティッシュアクセントって茶化されます。最近はあまり気にならなくなりましたけど、最初は言われるたびにカチンって思ったもんです。

まぁ、何にせよ住めば都でイギリスもイギリス人も慣れれば意外に心地よいもんです。

ではりす美さん、旦那さん。
よいお年を!

むくな男(うそかも)

こんばんわ、guitarbirdです
こちらはあと1時間ほどで年が変わります。
今年最後に聴いているアルバムは、
ビリー・ジョエルのAN INNOCENT MANです。
今年は思いもかけないかたちで、憧れの英国に住む方と
お知り合いになれて、なんだかまだ半分夢見心地です。
英国に行くことが、確かな目標にもなりました。
来年も記事を楽しみにしています、よろしくお願いします!
では、よいお年を。

てぬきやマイルスさんへ

日本じゃあ、もう年が明けましたね。Happy, happy new year to youv-238

guitarbirdさんへ

イギリスはcan'tはカーントと言う人が殆どですv-21

こちらこそ、イギリスの事を私の何倍も詳しいguitarbirdさんに巡り合えて本当に嬉しいですv-82

ちあ菌さんへ

ちあ菌さん、かなりの達者者、ですねv-76

また今度いつイギリスに来ても何も怖い事無し!!

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プロフィール

りす美

Author:りす美
49歳のある日。「50歳から結婚して一緒に住もう。」と突然言い出したイギリス人の現夫。30年近く働いたし、前夫との間の娘も成人したし、この辺でガラリと人生変えてみるか・・・、そういう運命かな、と、転職して間無しの会社に辞表を出してしまい、2005年11月、ここロンドン郊外に移り住んで来ました。

そして優雅に始まるセカンドライフ・・・だった筈なのに、日常生活の一つ一つが、嗚呼。何故なぜ?どうしてなの!?と、勝手が違うことばかり。

そんな新生活の驚きを逆に楽しんで行こうとしています。

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