イギリスは不思議の国! にて。

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家を買うならにっぽんで。家を売るなら・・やっぱりにっぽんで!

本日は、我々の引っ越し計画に絡む、イギリスの まあまあ煩雑な家の売買関係の手続き実践篇です。

・・・或いは「今日の単語:chase」篇。

*****

家を買うに当たって、モーゲッジ(住宅ローン)を使う場合ですが、買い手がまず、しないといけないことの一つに、買う予定の家の「サーベイ」があります。モーゲッジの会社を決めて、そこの指定するサーベイ業者にて買い手の費用で行う。650ポンドとか言ってました。

しかし、依頼しただけで安心していてはならない。chase=追い立てることをしないと、進まない、というのが常の模様。

何をするのか、というと、大した事しないみたいです。。。形式だけ、みたい。

サーベイが無事終わってもモーゲッジ手続きが終わるのには6~8週間かかるのだと!
*以前、家を買うときのローンは、「審査」というのがあったけれど、すぐにおりた記憶あり。そんな6~8週間なんていうべらぼうなことは無かった。何にこれだけ必要かというと、どうやら「お仕事トレイ」の中での順番待ち期間が大半みたいですよ。。

*****

もう一つ、買い手がしないといけないこととして、家の売買実務を行うsolicitor(弁護士みたいなもの。弁護士とどう違うのか良く判りません。。)を選び、手付金を支払う。そして、売り手側のsolicitorと連絡を取り合って、売買手続きをスムーズに進めて行ってくれるようchaseする。
*買い手側のsolicitorも売り手側のsolicitorも、自分から相手側にコンタクトするのは沽券にかかわるのでなかなか動かない、だから客の方が道を作る、ということらしいです。
くれるよう、と皮肉っぽく書いたのは・・何故に客である我々が、高額をぶんどるsolicitorの露払いとか急き立てとかをしないといけないのか、解せないから!
*solicitorのアシスタントと名乗る人から書類一式が先だって届いたんですが、カバーレターで請求してあった手付金は300ポンド。ところが中にもう一つ入っていた書類には350ポンドを要求している。一体どっちやねん!「手付金が早く欲しい。」っていう意図のみが先行しているような嫌な気分です。

◆要約:solicitorですが、高い手数料を取っておいて、自分達から積極的に動く、ということをしない、らしいです。だから決めてはchaseって、、、

*****
*****

一方、売り手側もしないといけないことがあります。

◆やはりsolicitorを選び、手付金を支払う。買い手同様に、スケジュール通り事を進めるにはchaseです、chasechase

◆家具・設備等の中の、どれは家につけておいて、どれは持ち出すのか、のリストを作る。
・・・細かい細かいリストです。スイッチとか電球とか、そんなのまで。アバウト、っていう訳にはいきません。。

とか。未だ現在の家の買い手がついていないので、実感は薄いです。

◆それから、これは笑える(冷笑の類い。。)話。6月1日からHIPS=ホーム・インフォメーション・パックスというのが施行され、家を売るに当たっては、全て、家のエネルギー効率の査定を受けないといけない、と、突然決まり、先日、そのお触れが、突然、出ました。4月だったか5月早々のことだったかな?
・・・不動産業者でさえ、実態把握が出来かね、誰もどういうことになるのか判らない。というのが最初の頃の状況でした。

すると少しして、6月1日からの実施は間に合わないので、と、一ヶ月繰り延べ=7月1日から施行、というのに変更された。

そして、更に。昨夜BBCのウェブサイトをチェックをしていると、又又変更のニュースが。今度は
・8月1日からに再び延期され、そして、
・4ベッドルーム以上の家に限る。加えて、
・家を売りに出す時点で査定が完了していないといけない筈だったのに、売りに出した後から査定を受ければ良い、という事になった。

はあ?!?何ですか?!

イギリスの家の大半が4ベッドルーム未満の筈。うちも3ベッドルームだから対象外です。ビクビクする必要無かった。。

何故に、まず「全部の家対象」って言う風に打ち出しておいて、すぐに延期、更には対象を極めて限定、って言う不細工なことするの???

っていうことは・・・もう少し待てば、もうやめます、っていうことになるかも???

*****

もう一つ、家関係でのホット・ニュースがあります。

何かというと、増築にかかわる手続きの緩和です。二十年ぶりの改訂だとか。

イギリスでは増築するに当たり、カウンシル(市役所みたいな所)に増築許可を貰わないといけないんですが、これがまた、費用が1000ポンドくらいにまでなってしまうことも多々あって、その上、申請してから受理されるまで、長~い事かかるらしい。しかも、許可されるとは限らない。

今回の規制緩和では、増築許可を申請しなくても工事が可能な範囲が定められました。例えばデタッチト・ハウス(所謂一戸建て)は、高さ制限に合致していれば、家の建物の幅の50%未満の増築は許可不要。あと、ロフトもある高さまでの増築はOK、コンサーバトリーやガレージも許可不要に。

*****

日本では不動産屋に任せておけば、諸般のことは全て宜しくやってもらえたのに、イギリスだと一つ一つを自分達で手配し、「遂行」しないといけない、と知って吃驚仰天したことだらけの上、色々勝手に規則が変わって、本当にもう、うんざりです。

手慣れない素人達がてんでに手続きの主導権をとって行かないといけない、何でもそうですけれど、この国は。だから何でもスローモーなんだと思う、そしてこれは正しい洞察と信じます!

*****

何かを進めたかったら、進めたい人が必死になってリードし、業務遂行の主体となる人達の支援(!)をしないといけない、繰り返しますが、高いお金を払っているにもかかわらず、です。

何故なのか、皆うんざりしているのに、何故こういう慣例がずっと続いているのか、というと、この国を動かしているのがlawyersだから。だそうです。

*****

気が狂いそうです。

何故、夫がこの家でずっと辛抱していたのかの謎が解明されました。

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コメントコメント


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アンビリバボー!!!

読んでるうちに頭がこんがらがってきましたv-12
そして、日本で家を購入してよかったなぁ・・となんだか自分が幸運にも思えてさえ、来ました・・・・☆

イギリスは憧れ国、でも最近住む国じゃないなぁ・・・って思ってます(^^ゞ
りす美さん、現実を教えてくれてありがとう!!

でも、絶対旅行には行きたい国ですし、憧れの国としての気持ちは変わりませーん。

拍手・・・してみたんですが、これは何かあるんでしょうか??

くるみ | URL | 2007/05/24 (Thu) 19:29 [編集]


拍手って何??

と思って見てみたら、そんなのついてますね。何なんでしょうか,私も初めてです!

イギリスが好きだと言って住んでいる日本人も多いので、住む国じゃあない、と思わせてしまっている私はいけない人です!!!でも確かに色々疲れることが多々あります。ふう。。。

くるみさんへ | URL | 2007/05/25 (Fri) 10:03 [編集]


笑いがとまらないアメリカの不動産屋

へ~お国も変わればで不動産売買も変わるんですね!アメリカではそちらのsolicitorの仕事を不動産屋がしてくれます。不動産屋の手数料は、売る側の不動産屋が売値の3%。買う側の不動産屋が又3%なので、結局売る側は売値の6%を手数料としてとられます。この6%はね、もう40年は変わっていないんですよ!30年でシリコンバレーの不動産は10倍になったのに!不動産屋はボロ儲け!でも手数料は全ての手続きが完了した後に払うので、不動産屋の仕事が速いこと速い事!chaseの必要全く無しです。

chiblits | URL | 2007/05/25 (Fri) 16:07 [編集]


なんか、めんどうですねえ~・・
私だったらパニくっちゃいますね、きっと。
この方法、イギリス国民がみんな、だまってやってるんでしょうか?

てぬきやマイルス | URL | 2007/05/25 (Fri) 23:34 [編集]


すごく興味深いお話でした!
確かにイギリスのlawyersってのんびり構えてそうなイメージがありますが、僕の予想のはるか上を行ってました。さすが貴族文化の残るお国柄。
弁護士になるならイギリスかなぁ(笑)
ちなみに、ゴルフクラブ片手にchaseすれば仕事はもっと早くなったりして・・・

ナラ | URL | 2007/05/26 (Sat) 02:07 [編集]


chiblitsさんへ

そうですか、アメリカは迅速なんですね。多少の手数料がかかっても、すぐ済む方がストレスが少なくて済むんではないでしょうか。イギリスは不動産屋への手数料パーセンテージは1.35%とかです。が、solicitor代は別途。「さっさとやります」っていう謳い文句のsolicitorが出てきても良さそうなものなのに、気づく範囲では目にしません。

りす美 | URL | 2007/05/26 (Sat) 03:12 [編集]


てぬきやマイルスさんへ

そうなんです、なんで黙っているのか、なぜ、一揆を起こさないのか不思議で仕方ありません。

りす美 | URL | 2007/05/26 (Sat) 03:13 [編集]


ナラさんへ

「他山の石」ですか!?姪が法学部ですが、法律事務所から多額の奨学金を貰っていて、しかも学校が休みの間は高級アルバイトをそこでさせて貰い、更に就職ももう決まっていて勿論アッと驚く高給です。弁護士になるならイギリスで、っていうのはあり、かも。

りす美 | URL | 2007/05/26 (Sat) 03:16 [編集]


この国で一番ストレスのたまる事が、引越しと離婚だそうですよ!

そして、ありとあらゆることにsolicitorがかかわってくる。
私なんてこの国に来てから十数年の間に、一体どれだけのお金をsolicitorたちに貢いできた事か!
頼みごとの最初にまずデポジット1,000ポンドを入れて、電話を掛けると6秒毎に料金が加算されて請求されると言うような事がごくフツーのことなんですものねえ。
まあ、なんともいやはやの国ですワ。

それとも、世界の中では日本のほうがおかしいのかしらねえ?・・・

lapis | URL | 2007/05/29 (Tue) 08:55 [編集]


lapisさんへ

やっぱりそうですか・・・。solicitorって楽して大金儲けられる職業のように見えてしまうのはヤッカミでしょうか。それならば、いっそのこと、solicitorになれば良い?!
*幾ら注ぎ込まれたのかは、怖いので聞きたく無いです!?

りす美 | URL | 2007/05/30 (Wed) 01:17 [編集]


 
 

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