イギリスは不思議の国! にて。

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ブラック・コメディのクライマックス

昨日の続きです。

5.悪夢から未だ目覚めないだけと思いたい事件
日本で家を購入した時は、ごく最初の段階で縛りを入れられました。だから買い手も売り手も安心して手続き完了を待つ事が出来た。

対するイギリス(イングランド。スコットランド等ではそんなことないとのこと。)では、

買い手が購入希望を出した後、最終段階になるまで、いつでも何のペナルティも無く、「買うのや~めた!」って抜けられるんです。

これは売り手も同様の事で、最後の最後の直前まで、「売るのや~めた!」って言えるんです。

それから、もう買い手のついている家を気に入った第三者が「今手続き中の買い手より○○ポンド上乗せします。」等と割って入って横取りすることも出来るんです。

*****

サーベイだとかリサーチだとか(=素人にとってはブラックボックスもいいとこ)が長く続いた後、いよいよ売却・購入の最終段階に入って初めて、買い手が まず5~10%の手付金を、一呼吸置いて残高を支払う、そして完了。
手付金を払ってから二週間程度で契約完了に持ち込まれるのが通例の模様。

つまり、最後の二週間になって初めてペナルティが生じる。それまで、何があってもおかしくない。

*****

ここまでは一般論なので、驚くのはまだ早い

*****

不動産屋をせっつきまくり、
住宅ローン会社を督促しまくり、
ソリシターに電話しまくり、
・・・その果に、売買双方の最終段階にやっとこさ、本当にやっとこさ、突入せんとした水曜日のこと。



事件勃発

*****

拙宅の買い手(今となっては買い手)が「買うのやめる。計算を間違えていた。」と言って来た。

*****

この買い手は、サーベイ代もソリシターへのリサーチフィー内金も支払っているし、住宅ローンの手続きも済ませてるんです。大金ではないかもしれないけれど、費用発生(日本円にして50万円程らしい)してます。

しかも長~い時間かかって。購入する家に関する手続きはほぼ完了していたので、この買い手の手続き進捗をずっと待っていたのが正直な所。

何で今のこの段階になって?!

何の計算間違いなのか、訳、判らない。

確かにごく最近、イングランド銀行の金利上昇に伴って住宅ローンの利子、上がりました。でも、この買い手が「買いたい」と言って来た時には、既にそうなるのは周知の事だったですし。

自分で住むのじゃなくて、庭を潰して建て増しして、多分、フラット二三軒分にするディベロップメントを計画していたようで、購入オファーの前にビルダーを伴って念入りな測定も行っていたそうです。
不動産屋が客を連れて家を見せに来る時には、居ない方が望ましいとのことだったので、どんな様子だったのかは不動産屋から聞いた事を信じるしかないんですが。

*****

我々のプランAは、「拙宅売却額と住宅ローンとで新しい家を買う。」

プランBは、「(売却が捗々しく行かなかった場合は)貯金解約と住宅ローンとで新しい家を買う。」

プランCは、「(プランAがうまく行かず、プランBに転換しない場合は)もう一度ゼロからやり直す。=この家を再びマーケットに出し、売れる目処がついた後で買う家を新たに探し、結果としてプランAをもう一度目指す。」

*****

トンデモナイ災難が起きた時、私の最初の反応は、

なし。

なんです。いつもそう。多分、脳みそが災難に即刻適応できないんでしょう。

そして暫くすると、突然、猛然とショック波が体全体に押し寄せる。

水曜日もそうでした。

真っ暗闇。

まさか、自分達に、しかも、スクールホリデー直前(=良い学校を目指して引っ越してくる人の多いこの地区では不動産売却シーズン末期)になって、こんなことを言ってくるとは・・・・・・・・・・・・・。

やめるなら、冷やかしだったんなら、少なくとも一ヶ月前(=シーズン真っ盛り)には言って来んかい!

*****

翌朝にあたる木曜の朝も

真っ暗闇継続。

夫は自分の方が打撃が大きいであろうに、私を慰めにかかるばかりか、もう既に、プランBで行くかプランCにするかの検討を始めている。

*****

・・・とにかく、まずは、昨日書いた3点を代表とする数々の間抜けな事件ばかり起こしてくれた不動産屋とは手を切り、地元特化の別の不動産屋に売却依頼の鞍替えをすることにしました。

昨日の金曜日、文字通り、バケツの水をぶちまけたような前代未聞の大量の雨で、町のアチコチが洪水状態に!
・・・幸い、拙宅は一時的に庭に水が張ったものの
water in the garden
すぐ地面に吸い取られ、被害は無かった。こんな風になったのは居住歴26年を誇る夫も初体験とのこと。

少し行くと膝までの深さで水が溜まっていたりして、目的地に到着出来ない!

水陸両用車を持っている人だけが問題なく通行中。
car is coming

coming and going


そんな中、雨が止んで暫くしたらカーッと晴れて来た。
evaporating
ガレージの屋根から水蒸気がもわもわっ

水が溜まっていない道を辿って、駅前にある新しい不動産屋の店に夫が署名した契約書をハンドキャリーし、

「オタクは期待に応える、と信じてるからね!」とブっては来ました。

何とか、金曜の段階で、そういうレベルには、真っ暗闇状態から回復はしました。

けれど、これを書いている今(土曜の夜)、けだるい脱力感が押し寄せて来た

・・・以上、洪水情報でした。

尚、「水陸両用車」云々は嘘です。普通の車が無理矢理水の中を進んでいる所でした。













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コメントコメント


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お疲れ様です

でもまぁその精度のおかげで得することもあるかもしれないんで、、次回に期待っすね~。

うちも今の家を買う前に、契約寸前までいってやめた時ありましたよ。見学した時にデジカメでパシャパシャいろんな部屋の写真を撮った。んで当時はHP持ってたから自宅購入の経過をHPにアップしようと写真編集してたんですよ。写真が暗いから明るくしたら、、壁に異様な染み発見。急いで不動産屋に連絡し再見学を申し込んで訪れたら、、壁が水でグズグズになってるの発見しました。壁紙の裏だから見学当初は判らなかったんだな。。

手付金を小切手で払ってたけど強引にそれを取り返したよ。危ない危ない。。

ま、縁のないものには縁がないものっすよ!
がんばりましょう!

のびー | URL | 2007/07/22 (Sun) 07:12 [編集]


ウーン

最悪のシナリオが現実になってしまいましたね。なんとお慰めしてよいか・・・

でも、こういうことって割とよくあるみたいだから。

って慰めにはならないでしょうが、こういうことが嫌なのが、我が家が同じ家に25年も住んでいる理由の一つかも。

最近、年末に亡くなった義父の家が無事売れたので、皆でほっと一安心しているところなんですが。

ロンドンの椿姫 | URL | 2007/07/22 (Sun) 07:34 [編集]


すごいことが起こったんですね。。。
めげずに次の不動産屋と買い手に期待
してください!
やはりうちは日本なので、なんとかなりそうです。
17日に売れたと連絡あり、20日に契約と
手付金でした。
引渡しは9月末までに(お盆があるので余裕みて)
のようです。まず大丈夫??

そらじ | URL | 2007/07/22 (Sun) 14:51 [編集]


大変でしたね。アメリカも学校の終業式が近づく5月頃から不動産の動きが活発になります。でも今はカルフォルニアの不動産は低迷中。家の売買、もう30年前に一度したきり。今度ここから出る時は私達が老人ホームに入る時かも。
こちらも一滴も雨が降らない7月に8時間ほど雨が降りました!矢張り世界の天候おかしいですよ。

chiblits | URL | 2007/07/22 (Sun) 15:50 [編集]


愛媛県でも、異常に雨の降らない6月の後(もう、学校のプールも禁止寸前まできて)今度は大雨続きの7月です。
九州や新潟などで、土砂災害・・・こんなに度々災害って起こっていたのかしら、と思う今日この頃。
世界規模で少しずつ住みにくくなっているとか。
恐いことですね。

Qu | URL | 2007/07/22 (Sun) 19:27 [編集]


ドタキャンでしたか...
煩雑な手続きを重ねた結果のキャンセル、
ほんとうにショックですね...涙
でも、きっと長い目で見れば、最後には
『あのときはまだ時期が来てなかったんだわ、おかげでもっといい条件で売れたわ』って思う日が来ると思います!!!強気でがんばってくださいね^^

庭も冠水したんですね。
すごい雨!
こっちはなかなか梅雨が明けず、ぱっとしない天気。はやくからっと晴れるといいのですが^^


harry | URL | 2007/07/22 (Sun) 22:26 [編集]


そういえば、よく某N銀行から
モアゲージどう?みたいなDMが結構頻繁に届いてました。
ってゆうか銀行さん。あたし外人だよ?
そんなにみんなにお金貸したいの?って思ったもんです。

イギリス人ヨクワカラナイ・・・

ちあ菌 | URL | 2007/07/23 (Mon) 01:23 [編集]


本当にお疲れ様です。。

よくある話と言ってしまえばそれまでだけど。。本当に大変なんですね。

我が家はリノベーションに入りますので、同じ様なトンネルを抜けることになると思います。

あわてず、騒がず、ゆっくり行きましょう。
相手は、イギリスです。

KHtobe | URL | 2007/07/23 (Mon) 07:11 [編集]


コメント頂いた皆様へ

こちらも一括返コメントでお許しください。

人生色々あるから、ま、元気出して理不尽をモノともせずに生き抜こう! と思えれば良いんですけど、どうしてもそう思えない。限界! でもそういうことが、あちこちで起き続けていて、もう限界!って思ってる人が一杯いるのが、この国なのかもしれません。

何とか出来ないのか・・・。

りす美 | URL | 2007/07/27 (Fri) 02:03 [編集]


 
 

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