イギリスは不思議の国! にて。

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一週間待ってる間に死んでしまったらどうしてくれるんですか!?

10日程前に、やけに胃の調子がおかしくなった。・・・所謂げっぷが頻繁に出る。胃が重い。でも、そのうち収まった。しかし一週間前に再発。夫に懇願され、仕方なく医者に行くことになった。

イギリスでは、National Health Service(NHS)というシステムの元、住民の医療は無料。具合が悪くなった時は、住んでいる地区ごとに割り付けられたGP(ジェネラル・プラクティショナー=全科診療医師)にまず行く。日本のように、「内科に行こう。」とか、「耳が痛いから耳鼻科に行こう。」みたいに、診療科目を患者自身が選ぶのではなく、とにかく、何でもこのGPにまず行く。その後、専門医に診せたほうが良い、とそのGPが判断したら初めて、専門分野に特化した医師に送られるという仕組みになっている。とのこと。

一週間前、私が登録しているGPの診療所に行って、受付で診てもらいたい旨伝えた。

受付の人「一週間先まで予約が一杯で、14日になる。バレンタインデーよ!9:50amでどう?」
   「え?今、具合が悪いので、今、見てもらいたいんですが。」
受付の人「どれどぉ~れ。もう一度調べてみましょう。」 ~カチャカチャカチャ、とコンピュータのキーボードを叩く音。~ 「やっぱり、14日まで空きが無いですね。」
   (そもそもは、渋々、重い腰を上げたにも拘らず、何だかどうしても今すぐ診てもらいたくなってくる。)
「一週間も待っている間に手遅れになって死んでしまったらどうしてくれるんですか?」とは、でも、何故だか言えない。。。

結局、一週間の間、重い胃を抱えて、どうにかこうにか、生き抜いた!

そして、いよいよ、今日の日を迎えた!!!

張り切って家を出発!ふと時計を見ると既に9:45になっていることにびっくりして、走りに走ってGPのクリニックに到着。待合室に入る間もなく、キリリとした、かなり美貌の黒人女性がスーツ姿で颯爽と現れ、私の名を呼ぶ。連れられて彼女の診察室へ。

美貌の医師(以降、B医師)「遅刻ですね。」(しばし沈黙。)「で、どうしましたか?」
 「えへへ(と、日本人特有の?誤魔化し笑い)。今をさかのぼること10日前に症状は始まった。胃が重い。朝、空腹時にゲップが多発する。食べるとゲップは治まるけれど、胃の重さ、不快さは消えない。」

 - 中略 -

B医師「Do you break wind a lot?」
私  「?????」
B医師「Do you ブレイク ウインド ア ロット?」
私  「何すか、それ?」

★はい皆様、これ、本日のクイズです。次のうちのどれが正解でしょう?次の三つから一つだけ選んでください。
「Do you break wind a lot?」とは、
1.「あなたは風邪をよく引きますか?」と言う意味。
2.「あなたはいつも、風を切って、ぶんぶん走りますか?」という意味。
3.「あなたはよく、窓を壊しますか?」という意味。

正解は、「続きを見る」の所に書きました。


などのやりとり、その後の触診を経て、次の宣告を受けた。

B医師「制酸剤と痙攣止めの二種の薬を二週間分処方しますので、これで様子をみて、二週間後にもう一度診せてください。ペパーミント・ティーを併せて飲むこともお薦めします。消化を助け、げっぷを沈静する働きがあります。予約は一週間先までしか取れないので、一週間してから電話か来院して取ってください。私じゃなくて他の医師でも全く構いませんが、私を指名する事も出来ます。」

以上。都合約15分。キリリと無料!イギリス万歳!

もちろん、医薬分離ですから、処方箋を持って近くの薬局へ。

薬局のおじさん(以降、薬局O)「13ポンド(約2600円)です。」
「え??6.5ポンドって聞きましたけど?」
薬局O「一つにつき6.5ポンドです、二つだから13ポンドになります。」
「(更に食い下がる!)一件で6.5ポンドと聞きましたよ。」←B医師が、かもしれないと言っていた!
薬局Oの背後の男性(以降、薬局H)「でも、ほんとは一つにつき6.5ポンドじゃすまないんですよ(と、暗に文句を言うな、とプレッシャーをかけてくる)。」
「差額を税金で補填しているということですね。」
薬局H「そうです。」
「これでも私は婚約者ビザに5万2千円、レジデント・パーミットに更に6万7千円、それらに伴う諸費用も含めると、多大な額をイギリスさんに上納してますがね!」という想い出が、この時むくむく蘇ってくるが、おじさん達には全く関係ないので、言わない。


★さて、前後しますが、一番聞きたかったこと、「一週間も待っている間に、手遅れになって死んでしまったらどうしてくれるんですか!?」ということを、持って回った言い方でB医師に聞いてみると、
「緊急事態の際は、病院の救急窓口に行ってもらえば結構です。」と、至極あっさりした答でした。

**************************

結局、イギリスは医療行為そのものは無料だけれど、薬代はかかる。
更に、
・行ったらすぐ診てもらえるのではなく、滅法先まで予約が取れない。
・同じ医師のかかりつけになるのが普通、ではない。
・すぐ診て貰わないといけないような症状かどうかは、自分で決める。
といった、日本人にはちょっと違和感のある事情もあることを身をもって体験した次第です。

※医療は無料、というNHSの原則は戦後すぐ出来たもので、当時はそれ程高度な医療が発展していなかったのでそれで何とかなったが、今や、色々な医療方法が編み出され、高額な機械が必要になったり、高度な手術には人件費が嵩んだりするので、年々、運用が厳しくなって来ているようです。


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さて、本文中のクイズの答ですが、自分が選んだ答に自信が無い方は、「続きを見る」の所をご参照ください。





あの、ですね。正解はあの三つの中にはありません。

すみません、ちょっと書きづらかったので。。

正解は、以下のurl(excite辞書)に行ってみてください。そこで出てきた2番のところの「用例」をクリックしてみてください。そこに載ってます。(もし、うまく飛ばない時等は、コメントください。)

http://www.excite.co.jp/dictionary/english_japanese/?search=wind&match=exact&dictionary=NEW_EJJE&block=44507&offset=590


だまされた、と思いました?すみません・・・。でも、ちょっとね。
ま、許してやろう、と思ってくれますよね。思ってくれたら、ここを押して帰ってください!よろしくお願いします。
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コメントコメント


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わははは、これ、そうそう、聞いたことあります。 たぶん f**t よりイ遠まわしでギリスっぽくていいんじゃないでしょうか? 笑 
アメリカでは言わないのかな?

windbreakerってアメリカの商標らしいけれど、これってエゲレスでは、ガスがよく出る人って意味にもなっちゃうんですかあ? 爆

hiro | URL | 2006/02/15 (Wed) 07:30 [編集]


hiroさん!

うわ、もう、これでバレバレ!hiroさんはご存知だったんですね。私は、何度も何度も聞き返して、ジェスチャー交じりに教えて貰いました・・・。

KK | URL | 2006/02/15 (Wed) 07:39 [編集]


1番おめでとうです!

書いてないじゃん!と思ったら、hiroさんありがとうございました。そういう意味なのか。

うちでは「ブーブー」も通じます(もちろん日本語より)。相方君のことはブーブーマンと呼んでます。

ロビンかわいい。
脚長いなあ。

eshiraishi | URL | 2006/02/15 (Wed) 08:42 [編集]


eshiraishiさん!!

これこれ、ばらしちゃ、いかんです!!

ロビン。ええ。でも、脚が長いと言えば、うちの健ちゃん!!(注:みんなの人気者、柴犬の健ちゃん。日本在住・・・。)

KK | URL | 2006/02/15 (Wed) 08:58 [編集]


Honourable

オーナラブルな言い回しですよね。(わはは!オヤジギャグ) 音なしの感じが出てます。シャイなイギリス人に多いかもしれませんね。

GPや病院のことなら私に任せてください。ってあまり自慢できることじゃないですが、入院経験も何度かありますし、プライベート、NHS問わず医者にはいつも世話になっているので。緊急の場合はGPじゃなくて病院のA&E(救急外来)に直接行くのですが、そのときにもちょっとコツがあるので、何かあったらなんでも聞いて。

胃の調子はその後いかが?症状は続いてますか?ともあれおだいじにね!

LucyO | URL | 2006/02/15 (Wed) 10:29 [編集]


全然わからなかったです(^^;
英語のせいか、日本語よか綺麗な表現にも思えます。

でも、「揺りかごから墓場まで」というイギリスの税金ですが、お医者さんが悪い時にすぐに診てくれないのはいやだなぁ。
ま、そのための救急なんでしょうけど、でも、救急は気楽には使えないですよね。

ロビン、可愛いですーv-238

くるみ | URL | 2006/02/15 (Wed) 10:30 [編集]


LucyOさん!!

すごい!感動!!オノラブルって、ほんとに親父ギャグですよ!

病院のこと、これから年を取る事も考えると、是非、お知恵を授かっておきたいところです。

KK | URL | 2006/02/15 (Wed) 10:34 [編集]


くるみさん。

ね、救急っていうのは何だかちょっとね。だから、風邪かインフルエンザか自分では判りかねる時なんかが一番困ると思うんです。

KK | URL | 2006/02/15 (Wed) 10:35 [編集]


イギリスやオランダのハウスドクター制度ってやっぱり違和感あり!!!!! 仏も医療費抑制のために始めようとしてるけど、やっぱり好きな医者に通いたい。理想を言えば近所に二人欲しい。直感でこの先生の言うこと信用できない場合ってあるもん。

おれっちどこでも窓を壊してます。

それからロビンって何鳥なんですか??

あまのっち | URL | 2006/02/15 (Wed) 18:25 [編集]


あまのっちさんへ。

私は、ハウスドクター制度でも構わないから、すぐに診てもらいたいです!一週間待ってるうちに、治るか悪化するかどちらかだと思いませんか・あ、治ったらそれで診療の必要が無いから、ということなのですね・・・。

ロビン。こまどり、イギリスの国鳥なんですって。

KK | URL | 2006/02/16 (Thu) 08:48 [編集]


 
 

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