日本が完璧と言う訳では無いの巻。
- 2007.
- 12.
- 24
- (Mon)
- 20:07
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しつこいんですが、日本に行く前、イギリスでは特に最近では家売買で散々な精神的ストレスと金銭的ダメージに遭って来たので、
「ああ、ここが日本であったらば、こんなことは絶対に起きないのに。」
と、ことさらに日本恋しや病にかかっていましたが、
今回の日本行きでは「日本に打ちのめされた。」と感じてしまう体験を二日続けてすることになってしまいました。
何れも長らく私のメインバンクだった或る銀行(以降、MTUと呼ぶ)でのことです。
エピソード1.外国送金を断られるの巻。
プロローグ
実家のある奈良市内の支店に行って、案内のおじさんに「外国送金をしたい」と申し出たら、
「外国送金は、あそこでしか出来ません。」「あそこ以外では出来ません。」
と、
「出来ません」を殊の外強調された上で、周りがパーティションで囲まれているドアを指された。
「この中に入って自分でやってください。」とのことなので、画面の指示通りやっていたら、途中で
「出来ません。」という画面になった。
さっきのおじさんに聞いても埒があきそうにも無かったので諦めて帰った。
本番
大阪なら大丈夫だろうと、大阪の繁華街の支店に行ったら
「ここでは出来ませんが、通りの向こうの○○支店なら窓口で扱ってます。」と言われたので○○支店に移動した。
○○支店で案内のお姉さんに
「外国送金をする窓口はどこですか?」と聞くと、
「ありません。」
「え? ここの支店にある、と聞いたので来たんですが。」と返すと、別のお姉さんがやって来て、
「銀行合併前はTM銀行でしたか、U銀行でしたか?」と質問され、
「TM銀行です。」と言うと、
「ああ、それならば、二階にお越し下さい。」と案内された。
窓口に行って外国送金したい旨伝えると、窓口のお姉さんが凍り付いた顔になって、
「身分証明を。」とのことなので、ささっとパスポートを渡し、
「日本での連絡先は、実家の住所を登録してあります。」と付け加える。すると、お姉さんは
「暫くお待ちください。」と言うや、くるりと背を向け、スタスタ中に入って行った。
数分後、マニュアルとフォーマットを手に戻って来て、
「ここに記入してください。」とのことなので記入して渡すと、また中に入って行ったので待っていた。
すると、慇懃無礼とはこの人物なり、って言う感じの男性が名刺を差し出して自己紹介した後、
「お受け出来ません。」と言う。
「???」と意味が分からない私。
「何故なんですか?」と聞くと、
「海外に住んでおられると、何かあった時に連絡出来ませんので。」と言うので、
「貴行指定フォーマットに実家を日本国内の連絡先として登録してありますよ。そこに連絡頂ければ良いんですけど。」と答えると眉間に皺を寄せ、
「何かあると困りますし。」と粘るので、
「何かって、じゃあ、どんなことが起きる可能性があるんでしょう? 或いは、過去にどんなことが起きた実績があるんでしょう?」と言うと、
「ええっと・・・(と狼狽。)例えば、、、、送金先銀行の口座番号が違っていたり、とか、支店名が違っていたり、とか、あと、、そういったこと等、諸般のことがあるかもしれませんので。」とのこと。
「これ、送金先銀行のマンスリーレポートなので、こに書いた物で合ってますよ。」と証拠を見せるも、
「いえ。申し訳ありませんが、とにかくお受けできません。」の一点張り。
「あなたでは話にならないから、支店長呼んでください。」と私が凄むと、いきなり胸を張って
「わ、た、く、し、が、この支店の責任者でございます
」「あらら。頼りない責任者の方ですね。とにかく、相手の銀行には今日明日頃に送金予定と伝えてあって、口座番号もこれで間違いが無いから、手続きしてください。」と迫ると、再び中に入って行った。
10分ほどして同じ男性が戻って来て、
「え〜。ヨーロッパへの送金に当たりましては、IBANという番号を記入頂かなければなりませんので。」と勝ち誇ったように言うので、
「はいはい、どこに書けば良いんですか?記入欄が無かったから書かなかっただけですよ。」と答えた所、物凄くがっかりした顔をして、
「じゃあ、ここに書いてください。」そして、明らかに渋々、私が記入したフォーマットを持ってどこかに移動。
なっかなか戻って来ない。
一緒に居た娘が中を覗くと、その男性が電話機を手に持ち、さっきの窓口の女性と、更にもう一人女性が彼を囲み、三人とも深刻な顔をして下を向いている。
何事か、と思って
「まだでしょうか?何か問題があるんですか?」と声をかけると、ぎょっとして、
「あの、いえ。支店名を確認しております。」とオロオロ。
その後、小一時間は待たされました。
やっと最初の女性がやって来て、
「手続きをする、ということは承らせて頂きました。でも、それで大丈夫かどうかは申し上げられませんので、手続きが完了した、という訳ではありません。」
とチンプンカンプンな事を言うのだけれど、既に疲労困憊していたので、
「じゃ、よろしく。」と席をたった。
頭の後ろの方で小さな声で、
「あの。名刺・・・。」と「責任者」の男性が言っていた気がするけれど、必要無いので聞こえないふりをして、そのまま立ち去った。
さて一夜明けて、朝。その銀行から実家に電話がかかって来た!
何事か、と思って電話に出ると、
「あの。昨日の外国送金の件ですが、口座番号を確認させてください。」とのことなので、何でまた何度も、、とは思ったけれど、重要書類ファイル(を作って重要書類をファイルして持って行った)を開けて照合した。
「ではこれで手続きを進めさせて頂きますが、ちゃんと完了するかどうかは請け負いかねます。」と、昨日同様の事を言われた。
イギリスに帰ってみたら、日本からの送金確認の書類が銀行から届いていたので、全く問題無く事が運ばれたのではあった。大金っていう訳でもない程度の額だから、こっちの銀行だと一般的な日常業務の一つのレベルなんでしょう。
★補足1:海外送金、インターネットでは勿論出来ないんですよ。シティバンクなら前もって送金先を登録(登録用紙を海外にでも送ってくれる)しておけば、インターネットでも電話でも出来ます。あと、邦銀で一般の人が国内支店同様に使えるイギリス支店を持っている所はありません。
★補足2:BIS規制という決まりによって、国際業務を営む民間銀行は、自己資本比率8%以上が要求されている、そして大手銀行はその数字を満たすべく必死になった時があった、と記憶してるんですが、こんな簡単な「国際業務」すら対応するのに二時間(かかりましたよ!!)もかかる、そして三人も必要、っていうんだったら、その時に放棄すれば良かったんじゃないの? って思うのは素人の浅はかさなんでしょうか、ね。。
★補足3.:この事件に付随してあと数点の吃驚がありましたが、長くなりすぎるのでカット!
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エピソード2.身体認証が作動しない、等の巻。
★要旨:手の平で本人確認する方式ならカードを紛失しても安心、と思ったら大間違い!
D生命でずっと毎月やっている年金保険の支払いを一括前払いにすべく、TMU銀行の口座から振り込もうと、某支店の窓口で相談すると、通帳を持ってこなかった場合はカードでしか手続き出来ないとのこと。
*勿論、イギリスからインターネットでやろうとしたけれど、出来なかった。
ATMまで行って、カードを使って振込みをしようとすると、身体認証を何度も何度も失敗して、やっとのことOKになったのに、今度はD生命指定口座への振込みが出来ない。
また窓口で相談すると、「M銀行なら出来るので、M銀行からどうぞ。」
・・・って言われてもM銀行に口座持ってないし。
その場合はATMで現金を引き出してそれを振り込むしかないとのこと。振込は向かいのコンビニにある郵貯銀行(っていうのが出来たんですね。知らなかった!)のATMからなら出来るのが、結構な大金を持ち歩く事になるので同行します、と親切な事を言ってくれはする。
で、現金を引き出そうとしたところ、身体認証がまたまた何度やっても出来ない。窓口で相談すると、
「そういうことは多々あって、夏の暑いときに汗みどろになって何度もやっていたお客様もおられた。でも、最後には成功したので、恐れ入りますが出来るまでトライしてください。」
何度やったでしょう。機械も替えてトライすること30分以上。やけくそになる自分と戦いながら、やってやってやってやって、、、やっと・・・出来ました。
*幸い汗みどろにはならずにすみましたが。
私の手の平が変なのかどうか知りませんが、本当に面倒でした。
お姉さんがコンビニのATMまで付いて来てくれて、賊が襲わないように見張っていてくれる中、振込みをしようと画面を進めて行くと、郵貯銀行のカードを入れないといけないステップが訪れ、そんなカード持ってないし、だから出来ませんでした。
だから、その「大金」を鞄にねじ込み、D生命支店に出向いて、そして手続きは完了しました。
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どちらも本当に本当に疲れ切って、、やつれました!
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★是非ここに付け加えて言いたいこと:
D生命さんなんですが、日本に行く前、イギリスからサイト内の「ご意見用フォーマット」(「質問用」が無かったから仕方無かったんですよ。)で、住所が変わったから手続きをして欲しいこと、そして一括前払いについて教えて欲しい、と要請したんです。社会保険事務所にもメールを送りましたが、何の音沙汰も無いので、D生命にも期待してなかったんですが、ほどなく、突然、D生命の奈良支店から電話がかかって来た!! そう言えばフォーマットには電話番号を記入しないといけなかったんです。でも、まさか電話がかかって来るとは思ってもみなかったので、ここでまず吃驚した。
そして、そのおじさんなんですが、私の質問にピタリ、ピタリ、と適切なる答えを明快にしてくれる!
・・・日本の金融機関のおじさんは、須く、外した答えをニョロニョロとする人にしか会ったことが無かったので、ここで又又、吃驚した。
その上、住所変更は、空メールを打つから、そこ宛に新住所を送れば、それで手続きをします、とのこと! てっきりフォーマット記載じゃないとダメ、っていうだろう、だから日本に行った時に手続きすることになるんだろう、と諦めていたのに、何と何とメールで対応しましょう、なんてフレクシブルなことをしてくれるのに再度、吃驚。
一括前払いのことについては、インターネットで振込をすれば可能なので、詳細金額等を、今度は郵便で確認します、とのこと。「国際郵便を送るというのは人生初のことだったので手間取りました。」と、郵便が来る迄に暫くかかりはしたんですが、追って郵便、来ました。
・・・で、インターネットで振込もうとしたらMTU銀行からD生命への振込みが不可能だった、だから出向いた、という経緯だったんです。
言いたい事なんですが、
D生命(のおじさん)は、なかなかやるぞ〜!!
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