イギリスは不思議の国!

2005年11月イギリスに移住。すると一体どうした事でしょう!!旅人時代はちっとも気付かなかった、大きな驚き・中くらいのびっくり・ちょっぴりの仰天etc.etc.に毎日遭遇!これは、その忠実な(筈の)レポートです。

この国がこうなのか、その会社がそうなのか、或いは単に我々が運悪さんなのか。

  1. 2007.
  2. 12.
  3. 20
  4. (Thu)
  5. 23:09
イギリスは四季を通じて美しい・・・絵になります。
200687 973
↑リッチモンド・ヒルからの冬景色。

今後もずっと暮らしていくんだし、本当は、イギリス生活についてのぼやきを書き連ねたくは無いんです。

一見、「ぎょっ」とすることが起きても、別の角度から見たらかえって良いことだ、と言う風に出来るだけ捉えようとしているつもりだし、

とにかく前向きに、明るくハッピーにやっていきたいんです。

なのに、また

*****

前の家の売却が完了する12月4日、三ヶ月以上前に注文しておいた家具も納品され、何もかもが落ち着いてくる筈だったんです。

*****

一階のリビング&ダイニングルームの家具を8月に注文しました。

◆リビング・スペースのソファ類とコーヒー・テーブルはオーク材。
・・・これらは一足早く、注文後三ヶ月未満で到着していました。

◆残りはダイニング・スペースのテーブル、椅子、サイドボードで、これらはメープル材。
・・・これらメープル組が12月4日午後から配達(ヤットコサ!)とのことだったので、正午以降心待ちにしていたら、

トラック到着!

わぁい!!

*****

まず椅子が運び込まれ、

次にテーブル。そして運んできた「お兄さんA」がテーブルを組み立て始めます。

るんるんるん♪ やっと揃うぞ、るんるんるん♪♪

もう一人の「お兄さんB」がサイドボードをトラックの奥から前の方に持って来て、、、そして、お兄さんAを呼んでいる。

暫くすると「お兄さんA」が「サイドボードの上置きが壊れている。見てください。」と表から呼びに来た。

え?!?!?

お兄さんA:「ほら、ガラスが割れてる。それからバックボードもひびが入っている。」

見たら本当に・・・・・・・・。

:ショックで無言。

お兄さんA:「発泡スチロールも何も入れずに段ボールに入れてある。運搬中に壊れてもおかしくない。」

お兄さんA:「持って帰ります。上置きだけじゃなくて、下の方もまとめて持って帰りましょうか?」

:「もう、サイドボードに入れようと出してきた食器類が溢れているので、少なくとも下の方だけは無いと整理が全くつかないから、下の方は置いて行ってください。」

お兄さん達、そそくさとサイドボードの上置きを片付けてトラックに積み込む。

*****

お兄さんAは再びテーブルの組立作業に戻る。

お兄さんA:「あ!四本目の脚、釘が折れている。」

:「なんですか?!?!?」

お兄さんA:「ほら。」
四本目の脚に釘。

釘は組み立て時に入れるように設計してあるのに、めり込んで折れている!
*苦情電話をすぐさま入れた所、証拠写真を撮っておいてくれ、と言われて撮った。サイドボード上置きの時は撮りそびれた。

*因みに出荷前の品質チェックシートは全項目合格。しかし、運搬中に釘が勝手に折れたとは思えない。
品質チェックリスト


*****

テーブル、椅子六客、サイドボードの下と上置き、これら四ピースが整然とダイニング・スペースに収まる筈だったのに、配達のお兄さんが帰った後に残ったのは、

・椅子六客、テーブル部空白。
・サイドボードの下の部分のみ。上置きに収納する食器類は仕方ないので天井部分にずらりと並べた。

*****

買った店に電話して対応を迫っても要領を得ないので、

「とにかく即刻代わりのものを手配して欲しい。その上で、ちゃんとしたものを可及的速やかに納品すべし。」
と申し入れたところ、

「代わりのものが手配できるかは在庫次第なので何とも言えない。」
と答えるものだから、

「当座はショールームに飾ってあるものでも構わない。」
と迫ると、

「それは無理かも。」とのこと。

「クリスマスにかけて友人を色々呼んであるので、空白スペースに椅子だけある、っていうのではどうしようもない!!!椅子取りゲームでもあるまいし。」
*注:「椅子取りゲームでもあるまいし。」とは実際には言わなかった。

と更に言ったところ、手配してみるとのこと。

*****

家売却完結と同時に家具納品も完結すると思っていたら

ぬか喜び。

ああ、、一難去って、又一難。

*****

日本だったらクレーム担当者が菓子折り持って駆けつけるだろうに、イギリスではそんなこと、有り得ないですし。

*****

支払いなんですが、買う段に「無利子2年ローンで購入可能」というキャンペーンをやっていたので、夫も私も「二年後に払えば良いならラッキー!」と申し込んだら、頭金3割はその場で取られて、残りを二年間の月賦、というプランだと判明。引っ込みがつかなかったので、それで買ったんです。

頭金はだから、その場で分捕られました。

そして月賦はその後毎月払ってるんです。モノは無くても。

良品の再配達は2月になるそうです。・・・それも本当だか疑わしい。。。

*****

結局その日は、私が騒いだおかげで、買った店にあったテーブル(メープル材ではないんですがテーブルクロスでテーブル面は隠れるから・・・。でも、椅子と違う色の脚がにょっきり。。)が代品として持ち込まれました。

奇跡ではあった。

で、その日はそれでおしまい。

「明日、本社の購入後セクションの担当者、サイモンが電話しますから。」

っていうんですが、

「サー・ネームは?」と聞くも、
「さー。」←注:駄洒落という訳ではない。

「何故、今日(火曜)ではなく、明日(水曜)なのか?」
「さー。」

翌日(水曜)、待っていても電話など、ありません。こちらからかけて、やっとサイモンを捕まえて

「代品即刻納品せよ。」
「良品納品スケジュールを知らせよ。」
「月賦金額は良品納入まで、New Heights(という家具屋)が毎月リファンドせよ。」

という三つの「せよ」の要求をした。

「・・・・・明日(木曜)、連絡します。」

と言って、もちろん翌日電話なんか、かけてこない。

翌々日に当たる金曜日に仕方なくこちらから連絡を取ろうとすると、電話に出た女性が

「サイモンは昨日付けで退職しました。」

*****

そんなことになってしまっているんです。

タイトルに戻りますが、いったいこれって、

・この国全般がこの調子なのか。

・或いは、この会社(もう一度明記します:New Heightsという名前です。)の体質なのか。

・それとも、我々が特に運の悪い人たちなのか。

*****

いずれにせよ、イギリスにお住まいの方へ。

New Heights(という店です。)で家具を買うに当たっては、

「これこれこういう事例があった。そんなことになったらどう対応するのか、責任者がきちんと一筆入れておいて貰ってからお金を払う。」

というような自衛策をとられてはどうかと存じます。

・・・そんなこと言ったら、「いや、それは出来かねますので、購入いただかなくて結構です。」って言うかも、ですけどね。

*****

おまけ。

夫が会社から帰ってきてサイドボードを見てみたら、シミがついていた。
サイドボードの下の方にもシミが。




COMMENT

まことに英国的ですね、特に「退職しました」のところがv-13
我が家は賃貸なので大きな買物もなくこれほど不愉快な目に遭ったことはありませんが、最近では、TESCOのデリバリでお花の配達、、、確かに運送会社のネット上では「配達済み」になっているのに、相手からは特に連絡もなく、聞くべきかどうか悩んでおります、運送会社もTESCOもこういう時のクレームは、お手紙らしいんですよねー(笑)、メルアドないんです、住所しか発見できませんでした。
以前も通販でこれと同じ目に遭い(商品違い)少額だし面倒くさいので仕方なく諦めさせられたんですが・・・あー、イギリスだなって思いました。
楽しいクリスマスになりますように♪

違い

「サイモンはきのう退職しました」って!! 笑 あ、ごめんなさい。。。シュン、笑うどころじゃないですよね。でもこれじゃ、まるで小学生じゃないですか!! エゲレス人ってかっちりしてるイメージありましたが、やはりそうでしたか。。 日本では考えられないことですよね。うちも以前家具を買って、ちょっとした傷があって、電話したら、その日のうちに、取替え、お詫びの電話、それとなんかお土産持ってきてくれた、、、。こっちが恐縮するぐらいでした。。。この違い!! 

我が家の。。。

エゲレス人は、引っ越しのプロセスから、アパートの改装にかけて、頼んだことが、お任せしておくと、頼んだとおりにならず、いつも自分で動かないといけないストレスで。。。。。痩せました!!
日本の当たり前のサービスが懐かしい!

ろくろくさんへ

デリバリーの件なんですけど、オーガニックボックスを頼みたいな、と思いながらずっと躊躇しているのはきっと不愉快なことが起きるという予感があるからなんです・・・。長期不在の時に一時中断して、って連絡していても玄関に置いてあったりするに違いなかろうなあ、、、などと想像してしまいますv-17

hiroさんへ

逆の面から見るとね、そうやって駆けつけたりするメンタリティーが社会全体におよんでいて、だから定時に帰るなんて不可能、だから有給休暇も取りにくい、っていう日本の欠点に繋がるとも考えられるかも、と思うこともあるんです。イギリスは何があっても定時に帰るっていうのが普通・・・それなのに、切りがつくまでやり遂げないと気が済まない夫に「日本人と違うの?」と言うことが度々ある。。。。

KHさんへ

そういう痩せ方は良い痩せ方なのかどうなのか、、っていうより、痩せれば儲けもの、なんでしょうか。エクササイズでそのままの体重をキープしてくださいv-14

読むだけで溜息がでます。運が悪いのか、イギリス全体がこういう国なのか、あのう、、両方かも。だからアンティークセールがはやるんですよね、この国は。とにかく、私もお金に関する感覚を叩きなおされました。ま、とにかく粘り強く、最後に笑う日が来るまでがんばってね。5日はフロアーでも構いませんからね。

dekobokoさんへ

私は概して運がよいんですけどね、、だからこの件も、何かがどうかなって、凄く良い方向に転がって行く伏線と思っておきます。。。

娘も同じ思いを

先日の短い滞在で目の当たりにしました。
リフォーム中ですが、材料が約束の日に届かない、サイズが間違っているetc・・・
植木職人さんは、日程変更が相次ぎ、私たちの滞在中には、とうとう現れませんでした。
ハロッズに注文したダイニングテーブルと椅子の納期は、6〜8週間先とか???
でも、馴れて、こちらもアバウトでいくほうが気楽よと

haco0521さんへ

日本の方が世界的水準から大きくかけ離れ過ぎているのかも、と思う事もあるんですけどね。日本で長年暮らして日本式に慣れていると天地がひっくり返る程吃驚してしまいます。。。。

絵になる

ほんと絵になりますよね。
映画「ライアンの娘」「フェアリーテイル」や「抱擁」は、
話よりも(話も面白かったですが)、英国の風景に見とれていました。
最初の写真のような風景に出会ったら、足しげく通い
写真を撮りまくると思います、私は。

今年も楽しく記事を拝見させていただきました。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いします、よいお年を!

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Author:りす美
49歳のある日。「50歳から結婚して一緒に住もう。」と突然言い出したイギリス人の現夫。30年近く働いたし、前夫との間の娘も成人したし、この辺でガラリと人生変えてみるか・・・、そういう運命かな、と、転職して間無しの会社に辞表を出してしまい、2005年11月、ここロンドン郊外に移り住んで来ました。

そして優雅に始まるセカンドライフ・・・だった筈なのに、日常生活の一つ一つが、嗚呼。何故なぜ?どうしてなの!?と、勝手が違うことばかり。

そんな新生活の驚きを逆に楽しんで行こうとしています。

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