イギリスは不思議の国!

2005年11月イギリスに移住。すると一体どうした事でしょう!!旅人時代はちっとも気付かなかった、大きな驚き・中くらいのびっくり・ちょっぴりの仰天etc.etc.に毎日遭遇!これは、その忠実な(筈の)レポートです。

ただただ参った・・・氷河の成せる業 in Scotland

  1. 2006.
  2. 05.
  3. 25
  4. (Thu)
  5. 19:03
スコットランド行きの本来の意図は、「マンローの山頂」(スコットランドにある標高の高い山284峰。マンローさんと言う人が認定した。)をひとつでも多く制覇していく」という、夫と夫の友人達の恒例行事、ということ。

・・・であるのに、このブログには、ハリーポッターのロケ地の話とか、スコットランドで見た妙なものの話とか、スコットランドの山野草とか、そういう言わば「副産物」しか未だ載せていなかった。

では★問題★です。

山のことを書いていなかった理由を次の中から選んでください。

1.山の写真を撮り忘れた。
2.写真を取る値打ちのある山は無かった。
3.写真に撮った山の名前が判らなかった。
4.載せたい写真が多すぎて選びあぐねた。
5.山には興味が無い。

※マルチ・アンサー=幾つ選んでも構いません。


答えは、この下の方にあります。

正解の方には

スコットランド旅行プレゼント!










・・・したいのは山々(←駄洒落です。)なれど、先立つものが少し不足しているので、今回は諦めてください。







このクイズは全くヒネリが無いので簡単だと思います。

答えは3.と4.です。

特に3.は、夫の時間が最近なかなかとれないのが大きな原因なんですが、これ以上置いておくとブログにアップロードする事自体を忘れかねない忘却力の高さを誇る私。名前の判らないものが多いのですが、今日、紹介してしまいます。


初日。

グラスゴー空港に到着し、レンタカーに乗り込み、北西に向かって出発!右手にロッホ・ローモンド(有名な湖です)が見え始めた頃から、私は車から身を乗り出しそうになった・・・。

うん十年、生きて来ましたが、

こんな景色、見るの初めて!

車窓から


という言葉が脳内を駆け巡り、ただただ静かなる感動〜

この日はどんより曇っていたんですが、その曇り状況がかえって幻想的な風景に寄与している。一万年以上も前の氷河時代に氷河が作った地形なんですね。この丸み。

かと思えば、マグマが地表に現れて黒々した岩肌をさらけ出している。
マグマが露出


二日目。

Bidean nan Bianと、その隣のStob Coire Sgreamhachという二つの山頂に到達すべく(登るのは夫達だけ。)宿を出発。

途中で見た、イギリス最高峰Ben Nevis(ベン・ネビス)。
最高峰ベン・ネビス

最高峰=3776mの富士山、という私の常識と異なり、こちらの最高峰は(たったの)1343m。

登山の練習は高さではなくて、登る事そのものの難しさに慣れることらしく、世界的に優れた登山家の多くがスコットランドの山々で修行したとのことではあります。

どこからどうやって、登るんだろう?という形してます・・・。

さて、夫達が登り始めたのはこの谷間から。
ここから登る
ずっと姿を目で追っていましたが、谷間に吸い込まれるように消えていきました。

彼らが登っている間、私は下界をドライブしていたのですが、近くのビジター・センターから見えたのがこんな景色。
左の高いのに
左の一番高い山が、彼らがその時登っていたBidean nan Bianらしいです。

以下、ドライブ途中に写真を撮った景色から。
こんな景色

こんな景色も



ただただ、「凄いわ・・・氷河の力。」と唸り、腕組みする私一人。


三日目。


夫達が目指したのはBeinn Teallachという峰。私はネス湖の探訪に行くことを勧められたのですが、彼らを送り出した後で地図を見てみると、そこから10km逆の方向に行ったところに自然保護区(Nature Reserve)があることを発見。ちょっとどんな所か行ってみることにしました。

そこの案内図には、ぐるりと回って元に帰ってこられる道が点線で示されていて、ざっと2〜3km程度だったので、ちょっくら行ってみることに。

ところが、行けども行けども「ぐるりと回って」という雰囲気ではなく、ひたすら前に前に行っている感じしかしない。

最初は歩きやすかったのに、途中でやたらゴロゴロと石が、
岩がゴロゴロ

ゴツゴツと遠慮無く剥き出しになっている道に変貌し、
ゴロゴロごつごつ


更に進むと左前方には断崖絶壁が見えて来た。
左前方に断崖



ここまでで既に2時間は歩いた・・・何か変?!かも??


もう一度地図を見ると、

おお!何てこと!!

道だとばかり思っていた点線は、石垣だった・・・。私が歩いていたのは、片道10km以上の、湖に通じる山道・・・。

そうよ私は地図の読めない女。


でも、この道を更に進めば終点の湖に着く。私はもう8kmやそこらは歩いたはず、もうちょっと行ってみよう!と進むも、目の前に現れる圧迫感満点のこんな山。
この圧迫感



夫達との待ち合わせ時間に戻るには、そろそろUターンせざるを得ない時間まで粘り歩いたものの、何しろ道に剥き出しになっている石、石、石。歩みがのろいの何のって・・・。

仕方なく、湖を目にすることなく引き返しました。

待ち合わせ場所まで辿り着いてふと目をあげたら、恐竜の背中が見えた・・・。
恐竜の背



日本の火山の形しか見慣れていなかった私には、見る山、見る谷、見る道、全てが新たなる地平との遭遇でした。

グラスゴーから車で3時間。山に登るまでもなく、景色を見るだけでも脳味噌がリフレッシュする事間違いなし!一度は是非とも行ってみる事、強力にお勧めします。

※お知らせ:自分達だけでは不安、という方、私(歩くの、得意です。)で良ければウオーキングのガイド、致しますので、お申し越しください。但し、地図は読めません。一緒に歩くだけですので、その辺、ご理解ください。

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COMMENT

ロッホ

大学の英語講師が変わっていて、古い英語とかゲール語を教えてくれました。身についていませんが…。
でも、私、経営学専攻でしたので。

最高峰が1300mとはイギリスは本当に平たい島国なんですね。
でもりす美さんが山に登らなかったのは残念!
頂上からの眺めが見られませんでした。

ishさんへ

ロッホ・ローモンドの歌が確かあった、そして私はそれを知っている、という薄〜い記憶があるのですが、どんな歌だったか全く蘇ってこないのです。ishさん、ひょっとしてご存知だったりは、しませんか?!

三太郎さんへ

私は腰に不安があるので、難しい登山はちょっと怖いんです・・・でも、ハリーポッターロケ地では、山頂に近いところから雄大な景色を味わえました。

今度行く時は、私も登ってみようかな、と、実は思い始めています・・・。

ちょっと長くなりますが

スコットランド民謡の下記であれば、どうぞ。

1 By yon bonnie banks
And by yon bonnie braes,
Where the sun shines bright
On Loch Lomond
Oh we twa ha'e pass'd
sae mony blithesome days,
On the bonnie, bonnie banks
O' Loch Lomond.

(*Chorus)
Oh ye'll tak' the high road
and I'll tak' the low road,
An' I'll be in Scotland before ye',
But wae is my heart until we meet again
On the Bonnie, bonnie banks
O' Loch Lomond.

2 I mind where we parted
In yon shady glen
On the steep, steep side
O' Ben Lomon'
Where in purple hue
The highland hills we view
And the morn shines out
Frae the gloamin'

(*Chorus)

3 The wee bird may sing
An' the wild flowers spring;
An' in sunshine the waters are sleepin'
But the broken heart
It sees nae second spring,
And the world does na ken
How we're greetin'

(*Chorus)

ishさんへ

お〜〜〜。恋心が掻きむしられている歌だったんですね。てっきり楽しいハイキングの歌とばかり思ってました。

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りす美

Author:りす美
49歳のある日。「50歳から結婚して一緒に住もう。」と突然言い出したイギリス人の現夫。30年近く働いたし、前夫との間の娘も成人したし、この辺でガラリと人生変えてみるか・・・、そういう運命かな、と、転職して間無しの会社に辞表を出してしまい、2005年11月、ここロンドン郊外に移り住んで来ました。

そして優雅に始まるセカンドライフ・・・だった筈なのに、日常生活の一つ一つが、嗚呼。何故なぜ?どうしてなの!?と、勝手が違うことばかり。

そんな新生活の驚きを逆に楽しんで行こうとしています。

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