ただただ参った・・・氷河の成せる業 in Scotland
- 2006.
- 05.
- 25
- (Thu)
- 19:03
・・・であるのに、このブログには、ハリーポッターのロケ地の話とか、スコットランドで見た妙なものの話とか、スコットランドの山野草とか、そういう言わば「副産物」しか未だ載せていなかった。
では★問題★です。
山のことを書いていなかった理由を次の中から選んでください。
1.山の写真を撮り忘れた。
2.写真を取る値打ちのある山は無かった。
3.写真に撮った山の名前が判らなかった。
4.載せたい写真が多すぎて選びあぐねた。
5.山には興味が無い。
※マルチ・アンサー=幾つ選んでも構いません。
答えは、この下の方にあります。
正解の方には
スコットランド旅行プレゼント!
・・・したいのは山々(←駄洒落です。)なれど、先立つものが少し不足しているので、今回は諦めてください。
このクイズは全くヒネリが無いので簡単だと思います。
答えは3.と4.です。
特に3.は、夫の時間が最近なかなかとれないのが大きな原因なんですが、これ以上置いておくとブログにアップロードする事自体を忘れかねない忘却力の高さを誇る私。名前の判らないものが多いのですが、今日、紹介してしまいます。
初日。
グラスゴー空港に到着し、レンタカーに乗り込み、北西に向かって出発!右手にロッホ・ローモンド(有名な湖です)が見え始めた頃から、私は車から身を乗り出しそうになった・・・。
うん十年、生きて来ましたが、
こんな景色、見るの初めて!

という言葉が脳内を駆け巡り、ただただ静かなる感動〜。
この日はどんより曇っていたんですが、その曇り状況がかえって幻想的な風景に寄与している。一万年以上も前の氷河時代に氷河が作った地形なんですね。この丸み。
かと思えば、マグマが地表に現れて黒々した岩肌をさらけ出している。

二日目。
Bidean nan Bianと、その隣のStob Coire Sgreamhachという二つの山頂に到達すべく(登るのは夫達だけ。)宿を出発。
途中で見た、イギリス最高峰Ben Nevis(ベン・ネビス)。

最高峰=3776mの富士山、という私の常識と異なり、こちらの最高峰は(たったの)1343m。
登山の練習は高さではなくて、登る事そのものの難しさに慣れることらしく、世界的に優れた登山家の多くがスコットランドの山々で修行したとのことではあります。
どこからどうやって、登るんだろう?という形してます・・・。
さて、夫達が登り始めたのはこの谷間から。

ずっと姿を目で追っていましたが、谷間に吸い込まれるように消えていきました。
彼らが登っている間、私は下界をドライブしていたのですが、近くのビジター・センターから見えたのがこんな景色。

左の一番高い山が、彼らがその時登っていたBidean nan Bianらしいです。
以下、ドライブ途中に写真を撮った景色から。


ただただ、「凄いわ・・・氷河の力。」と唸り、腕組みする私一人。
三日目。
夫達が目指したのはBeinn Teallachという峰。私はネス湖の探訪に行くことを勧められたのですが、彼らを送り出した後で地図を見てみると、そこから10km逆の方向に行ったところに自然保護区(Nature Reserve)があることを発見。ちょっとどんな所か行ってみることにしました。
そこの案内図には、ぐるりと回って元に帰ってこられる道が点線で示されていて、ざっと2〜3km程度だったので、ちょっくら行ってみることに。
ところが、行けども行けども「ぐるりと回って」という雰囲気ではなく、ひたすら前に前に行っている感じしかしない。
最初は歩きやすかったのに、途中でやたらゴロゴロと石が、

ゴツゴツと遠慮無く剥き出しになっている道に変貌し、

更に進むと左前方には断崖絶壁が見えて来た。

ここまでで既に2時間は歩いた・・・何か変?!かも??
もう一度地図を見ると、
おお!何てこと!!
道だとばかり思っていた点線は、石垣だった・・・。私が歩いていたのは、片道10km以上の、湖に通じる山道・・・。
♪そうよ私は地図の読めない女。♪♪♪
でも、この道を更に進めば終点の湖に着く。私はもう8kmやそこらは歩いたはず、もうちょっと行ってみよう!と進むも、目の前に現れる圧迫感満点のこんな山。

夫達との待ち合わせ時間に戻るには、そろそろUターンせざるを得ない時間まで粘り歩いたものの、何しろ道に剥き出しになっている石、石、石。歩みがのろいの何のって・・・。
仕方なく、湖を目にすることなく引き返しました。
待ち合わせ場所まで辿り着いてふと目をあげたら、恐竜の背中が見えた・・・。

日本の火山の形しか見慣れていなかった私には、見る山、見る谷、見る道、全てが新たなる地平との遭遇でした。
グラスゴーから車で3時間。山に登るまでもなく、景色を見るだけでも脳味噌がリフレッシュする事間違いなし!一度は是非とも行ってみる事、強力にお勧めします。
※お知らせ:自分達だけでは不安、という方、私(歩くの、得意です。)で良ければウオーキングのガイド、致しますので、お申し越しください。但し、地図は読めません。一緒に歩くだけですので、その辺、ご理解ください。
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