イギリスは不思議の国! にて。

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南アフリカ、「驚喜こもごも話」なんですが、

一つ前の記事で触れた「山場、谷場、あるいは悲喜こもごもじゃなくて、驚喜こもごも」なんですが、以下に、三つ、たらたら書きました。ご興味ある方のみ、お読みください・・・。

★第一話:結婚解消になるのか、、、。

夏の終わりといっても、イギリスの真夏より暑いくらい。日差しが強い!日焼け止めは欠かせない!!

朝から車でドライブに出かけたある日、助手席に座って、結婚指輪を外してスカートで受け、顔と手に日焼け止めクリームを塗っている、、

と、突然、スーパー・マーケットが左手に現れたので、寄ってみることに。
→ 品揃えを確認し、帰りに野菜類を買おう、と、車に戻る。

少し行くと、今度はガーデンセンター登場、勿論、立ち寄る。

その後、いよいよ、一路、目的地の岬へのドライブウエーに向かう。

このドライブウエー、有料道路と判明し、一瞬、引く。けれど、整備ぐあいを考えると、料金は、お値打ち価格。素晴らしい眺め!ヴュー・ポイントが何カ所もあって、一つずつに停まっては、写真をパチパチ。。。を繰り返している中、ある時点で、シャッターを押しながら、左手に行った視線がヒクヒク。

え、、うそ!

  指輪が


        無い!

そ、そう言えば、頭の後ろの方に、かすかに記憶あり・・・スーパーかガーデン・センターのどちらかで車を降りる時、金属質の音がした、けれど、気にしなかった。思い返すと、日焼け止めを塗った後、スカートの上の指輪をそのままにしておいた、だから、車から降りる時、スカートの上からこぼれ落ちた、、そう、そうに違いない。

恐る恐る夫に言う:「ゆびわをなくした。ガーデン・センターか、スーパーで車から降りる時、落としたと思う。」



夫の顔、思い切り、こわばる。

   それを見て、わたし、益々、ひきつる。



何はともあれ、心当たりのガーデン・センターとスーパーとに行ってみることに。

有料道路の出口料金所まで行って、片道料金を払い、地図で見ると、同じ道路を戻るのが一番早いことが判明し、もう一度同じ道を戻る。
・・・だから、料金が、無駄に倍化しましたが、そんなこと、もちろん、言っておられず。

長い長い道のり(に思えた)のあと、まず、ガーデンセンターへ。

駐車場で、さっき停めた場所の周囲をざっと探したけれど、無いので、夫は更に舐めるように探す、一方、私は、中の受付に、指輪が届いて居ないか聞きに行く。

受付に「落とし指輪」など、届いていない。担当のおばさんが、物凄く同情してくれて、その同情ぶりに心温まる。連絡先を残して、スーパーへ。

スーパーの駐車場に、まだ落ちているように、文字通り、祈る思い
・・・だけど、勿論、落ちてなんか、いなかった。さっき停めた場所に停まっていた車の下も見るけれど、無い。誰かが食べ終わった、アプリコットの種が、一つ、ごろん、と転がっているのみ。

スーパー入り口の警備人に、簡単に説明するが、うまく通じない。(黒人は、英語が余り判らない人が多かった。)

建物内の花屋さんで、「落し物窓口」の所在を尋ねる。結婚指輪を落とした、と言うと、やっぱり、物凄く、同情してくれて、それが夫にも私にも、救いとなる。マネージャーのオフィスに案内してもらい、出てきた場合の連絡先を登録しておく。


出てくるわけ、無いよな・・・。口にはしないけれど、二人とも、そう思ってしまっている。でも、万一、に、微かな望みを繋ぐ。


嗚呼。結婚指輪をシンボル化したりはしたくないけれど、不注意で無くしてしまった、っていうことは、この結婚が、終わってしまう、そんな不吉な予感が頭をよぎって、吐きそうになる。


その日、それ以降、どう過ごしたのか、覚えていないんです。


覚えているのは、二人とも、良く寝られなかった、っていうことだけ。


***


翌日。


目が覚めて、横を見ると、夫の姿は既に消えている!


外を見ると、笑ってしまえるくらい、視界全面、べた曇り。そして、肌寒い。


きっと、プールで泳いでるんだ、と思って、プールまで様子を見に行ったけれど、誰もいない。

・夫のサンダルが、入り口ドア外のバルコニーに転がっている。
・鍵一式が見当たらない。
・半袖シャツと海パンが無い。
・車はある。
・車の鍵もある。

→→→ プールに行った後、その下の遊歩道を裸足で散歩してるの???

それなら、すぐ帰ってくるはず、と待つんだけれど、10分経っても戻って来ない。


まさか、、、プールで溺れている???

慌てて、もう一度、プールに行ったけれど、もちろん、そんなことは無かった。



夫の名を呼ぶ。何度も。

こだまさえ、返って来ない。



車に行って、中を見てみると、ジョギング・シューズが消えている。

→ ジョギング・シューズ&半袖シャツ&海パンで、外に行ったのか。。



そうこうするうちに、やっと、帰って来た。なんか、様子が変。

私:「心配したよ、もう!どこに行ってたの?」
夫:「海に泳ぎに行く、って、メモ書いておいたよ。」
私:「え?どこに???」・・・キッチンのカウンターの上の新聞紙に、書いてあった!

私:「指輪のことで、怒ってるんでしょ?」
夫:「怒っては、いないよ。」
私:「でも、落ち込んでるんでしょ。」
夫:「少し。」・・・夫の「少し」は、「非常に」であることが多い。
私:「ほんとに、不注意で、ほんとに、ほんとに、悪かったと思ってる、、、。」


時計を見ると、もう10時過ぎ。でも、お腹、ちっともすかない。

お茶を淹れる。



唐突に、電話が鳴る。夫が受話器を取る。

夫:「ええ、銀色です。いえ、シルバーじゃなくて、プラチナで、小さいダイヤモンドが幾つか、ついてます。今すぐ、行きます!」

私:「ひょっとして、ひょっとして、出てきたの?!?!?」

夫:「断定は出来ないけれど、花屋さんに、指輪が届いているって。すぐ、行こう。」


花屋さんに行くと、

それは、

間違いなく、


私の結婚指輪でした・・・。

・・・花屋さんの知り合いの人が拾って、花屋さんに拾った事を喋ったそうです。



出てくるなんて事、全く想像出来なかったから、嬉しい前に、吃驚でいっぱいでした。



拾ってくれた人が善人で、しかも、前日に事情を説明した、花屋さんの知り合いだった。出来すぎたような話。


結婚指輪を結婚自体のシンボルとして捉える、そんなことは、したくない、けれど、

「我々の結婚は、必然のことなんだ。」

と、改めて思い知った気がする私。私も夫も、口に出しはしないけれど、夫も、そういうように感じたんだと思う。



花屋さんと、拾ってくれた人とに、心ばかりのお礼の品とカードを渡し、宿に戻る。



「テーブル・マウンテンのテーブル・クロス(雲の層)が無くなったら、テーブル・マウンテンに行ってみようか、もし、かかったまま(=曇ったまま)だったら、取りやめにしよう。」

そんなことを言いながら、淹れたっきりで、とっくに冷めてしまったお茶をすする。


こんな、べた曇りなんだから、晴れようが無いだろう。きっと、行けないな。15年程前、娘と二人で来た時も、ケーブルカーが運行していなくて、登れなかった。縁が無いのかな。


と諦めていたのに、気が付けば、おお!!晴れてきている!


なんて、なんてラッキーな日なんでしょう。


テーブル・マウンテン、勿論、行きました。


ラッキー続きのこの日、ラッキーの止めは、これ。
229.jpg
真ん中辺りに、「Concession Rates: valid Fridays only」と書いてありますが、行ったのは、偶然、一週間のうち、この日だけ、学割のきく、金曜日。160ランドが105ランドになる=日本円換算だと、1600円が1050円になる、っていう程度のことではありますが。


第二話:客は使用人扱い?!

二軒目のB&Bのおばさん(おばあさん)と、言い合いになった!アフリカーンス系の人達は、直裁的な物言いをする傾向強し&この人が、かなり変わった人だ、という二つの理由によるものと理解しているんですが、気分悪し。ホテル評価サイトで最低のレーティングを書き込もう!と思ったけれど、そのうち、寂し~い気持になってしまって、忘れることにしました。「言い合い」内容は、けちな話なんですけれど、、気が向いたら、後日、書くかもしれません。

第三話:本当は、これが「第一話」であるべきだけれど。

アパルトヘイトが撤廃されて随分経つ、とは言っても、一~二、あるいは、二~三世代を経て、黒人の間にミドルクラスが確立して来ないと、状況は変わらないのでしょう。「白人専用地域」と指定されていなくても、黒人には高嶺の花の、広大な敷地の御殿のような家並み。逆に、「黒人専用地域」と定められているのでは無くとも、結果として、黒人しか住まない、トタン製小屋が密集して立ち並ぶスラムが、延々と続くエリア。

ダブル・スタンダードの国、っていうのは一目瞭然で、安い黒人の労働力のおかげで、豊かな生活が悠々と営める白人達。お隣のジンバブエは、白人を迫害、追放して、国の経済基盤をメチャクチャにしてしまった。そういう路線ではなく、白人に「仕返し」をせず、平穏な変化と融合を目指す以上、この構図は、まだまだ、続いて行かざるを得ない、っていうことなのでしょう。

物乞いする白人の姿を見たりもして、「国」は素敵でも、居心地悪い感じは否めず、複雑な気持ちが、常に、頭や体のどこかで、ざわざわしていたホリデーでした。




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コメントコメント


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こんにちは。
異国で指輪を落としてしまうとは、本当に心底
落ち込んだ事と思います。例えこれが日本だったと
しても、戻ってくる確率は低いですよね。
すごい強運でしたね!!本当に良かったです♪

アパルトヘイトが撤廃されたとはいえ、社会がそうそう
簡単にガラリとは変わらないですよね。サッカーの
ワールドカップで大勢の方が訪れることになるで
しょうけど、多くの方が同じように感じられるんでしょうね。

里 | URL | 2010/03/13 (Sat) 14:12 [編集]


おかえりなさい

お帰りなさい。
指輪事件どうなることかと・・・・。
でも、見つかってよかったですねぇ。
まさに「ミラクル」ですねぇ!!

南アフリカ、やっぱりアパルトヘイトの残骸はあるのですねぇ。
気にはなっていたのですが。
昔学校で教わったときは、日本人は白人扱いって・・。
複雑な気持ちでした。

ひろ | URL | 2010/03/14 (Sun) 12:53 [編集]


お二人の気持ちが・・・

最初は読みながら・・・・ドキドキしました!!
私の友達も結婚して一年たたない間に旦那様が出張先で
結婚指輪をなくしてしまい、嘆いていましたし、
私自身もやせてしまった時に、起きてすぐに結婚指輪がないのが発覚して
ベッドをひっくり返して毛布の間から指輪が出てくるまでの間に泣きそうになった経験があるので、
リス美さん達のもっともっと見つけるのがほぼ不可能に近い状況を思うと・・・(T_T)

それでも善意も方の気持ちや行為がつながって奇跡的に出てきたのは
お二人のつながりの深さを改めて感じますv-238

旦那様の非常に・・・という気持ちが含まれた
「少し」という言葉にはリス美さんへの深い愛情を感じます。
いつまでも素敵なご夫婦でいらしてくださいね!!

くるみ♪ | URL | 2010/03/14 (Sun) 14:26 [編集]


りす美さん、お帰りなさい!
楽しいバケーションのなか、こんな事件が!
指輪みつかって、ほんとによかったですね~。
偶然と人々の善意とがおこしたミラクルですね。

南アフリカには
貧困の問題とかまだいろいろあるんですね。
アパルトヘイトが廃止されてから
長い時間がたっても、
傷跡はまだいえてないんですね。
ハイチもしかりですが、民族の問題は根深くて、
島国で単一民族の日本人には
理解が難しいところがあります。

fanifani | URL | 2010/03/14 (Sun) 22:27 [編集]


お帰りなさい

お帰りなさい~暖かいバケーション羨ましいです。

南アはずっと前に行きましたが、やはり難しい事情を抱えた国だなという印象を持ちました。観光客がお金を落としていくのは決して悪いはずがないんですが、やっぱり考えちゃいますよね。

指輪、見つかってよかったですね!本当に。読みながらドキドキしてしまいました。ちなみにそそっかしい私は失くすのを見越して、結婚式のためにアルゴスで一番安い指輪を買って、その後はずっと引き出しにしまってあります…(汗)

美月 | URL | 2010/03/15 (Mon) 02:24 [編集]


里さんへ

強運でした・・・出て来なかったら、南アフリカの想い出にも影響しただろうし、本当にラッキーでした。

ワールドカップなんですが、切符の売れ行きが、あんまり良く無いみたいなんですよ、世界のどこからも「近い」とは言えないだけに、どうなるのか、ちょっと心配です。

リス美 | URL | 2010/03/15 (Mon) 05:12 [編集]


ひろさんへ

ミラクルそのものでした・・・こんなことって、あるんだ、と驚きました。

社会科の記憶では、アパルトヘイト下で、日本人は「名誉白人(honorary White)」とされていた、んだと思うんですが、何が「名誉」なんだ、って居心地悪い思いをしたことも覚えています。。

リス美 | URL | 2010/03/15 (Mon) 05:15 [編集]


くるみさんへ

有難うございます。結婚指輪を無くしたり、無くしかけたり、って、誰にも心当たりがあるんですね。ボンドでくっつけておく訳にも行かないし、困ったものです!「素敵な夫婦でいる」っていうより、未だ、その域では無いので、、「素敵な夫婦になる」ことを目指して精進しないといけません・・・。

リス美 | URL | 2010/03/15 (Mon) 05:24 [編集]


fanifaniさんへ

有難うございます、本当に、ミラクルそのもの、夢を見ていたみたいな気がします。。

南アフリカは、白人内もイギリス系とボーア(アフリカーンス)との間に溝があるようだし、或いは、リッチな白人と貧乏な白人という新たなディヴァイドも生まれて来ているし、仰るように、複雑みたいです。

リス美 | URL | 2010/03/15 (Mon) 05:32 [編集]


美月さんへ

アルゴスで結婚指輪!すごいです、画期的な案!結婚指輪という「物」に、重要な意味を持たせないようにするのが、賢いですね・・・私も、指輪、しまっておこうか、と思いました。あるいは、アルゴスで「影武者」を買って、それをはめて、本物はしまっておく、とか。

南アフリカ、時間の経過とともに、違ったことになって行くような気がします。頭脳労働者ではない白人の居場所が無くなってしまうような。

リス美 | URL | 2010/03/15 (Mon) 05:36 [編集]


大切な指輪、見つかってよかったですね。

スワッ、結婚解消かの危機感
他人事ではありません…v-7

でも、結果として不可能に近い発見!!
これは永遠に結ばれているってことですね。

素敵な旅行になりましたね。

予断ですが、私も一昨年の山菜狩りで
記念のダイヤのピアスを片方なくし
太平洋なみに広い森の中で
ピアス発見したのが一昨年でした

夏海 | URL | 2010/03/15 (Mon) 14:00 [編集]


良かった!

どきどきしながら読みました。
指輪が出てきて、ほんとうによかったですね!
読んでいて、ほっとしましたし、
やはりお二人は運命のパートナーだったんだ!
と改めて思いました!
実はわたしとだんなさんは、それぞれ指輪をする習慣がなかったので、
結婚指輪、互いにいつのまにかしなくなりました。
しまってありますよ^^

harry | URL | 2010/03/17 (Wed) 19:45 [編集]


夏海さんへ

夏海さんは、ピアスですか・・・出てきて、本当に良かったですね。

実は、今朝、指輪が無くなった時、どんなことを考えたか、改めて聞いてみたんですが、悲しかった、とだけ言ってました・・・。

リス美 | URL | 2010/03/18 (Thu) 21:27 [編集]


harryさんへ

はらはらさせて、申し訳ないです・・・。

指輪、いっそのこと、しないでおこうか、とも思ったんですが、やっぱりしています。人騒がせですよね。。

リス美 | URL | 2010/03/18 (Thu) 21:28 [編集]


 
 

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