人災天災トリプルパンチっていうこともある。
- 2007.
- 07.
- 19
- (Thu)
- 16:53

週末、ドーセット〜デヴォン(イギリス南西部海岸寄りの素敵なカントリーサイド地帯です)への一泊ミニトリップに行っていました。
目的は
*夫:家売買関係の強ストレスからの解放
*私:リンク先のharryさんのキャンプ日記(ここをクリック)に刺激を受け、テントで寝ること!
★もっとも、予報では午後三時頃から晴れて来る筈だったのに、雨の開始が遅くなった結果、午後六時頃まで降り、結局テントで寝るのは実際的では無いとして、B&Bに泊まる事になってしまいましたが。
*****
今週末からスクールホリデーが始まると混雑が極度に達すると予想されるので、一歩先んじて、このタイミングしか無い、と国内有数の人気エリアに出かけたんですが、
人出が少なくは無い、賑わってはいるんですが、何だか少しトーンが低い様子。
◆パンチその1:今夏の天候不順。
エルニーニョならぬ「ラニーニャ」(← 私は今年初めて聞きました)の為に「去年以上の烈夏」との予測に反して冷夏。豪雨、雹なども発生。
◆パンチその2:金利上昇。
つい先日の事ですが、英国銀行が金利を5.5%から5.75%にアップ。それに伴うハウジング・ローン利息アップで観光を手控える人が増加。
↑ ランチに立ち寄ったパブの主人(publican/パブリカンという)に「今年の調子はどう?」と夫が聞くや、「さっぱり。。」とこの説を持ち出した。
◆パンチその3:ナポリ
今年の1月に、南アフリカに向かっていたコンテナ船ナポリが嵐の中で大きく損傷する事故がコーンウオール(=イギリス最南西部)沖で起き、

その後この船はドーセット〜デヴォン(コーンウオールのすぐ東側=我々の目的地の辺り)の沖に置かれていました。
積んでいたコンテナ貨物が海中にバラまかれる結果になり、BMWのモーターバイクやら高級ワインやらもが浜に流れ着くのを

かっぱらいに行く人達が絶えなかった。

その頃は、てんやわんやの「賑わい」だった。
*イギリスの名誉の為に:かっ払いという不埒な輩達が頻出した反面、油まみれに成った鳥を救出するボランティアが活躍したとのこと。
*****
それからもう半年経ちます。
つい先日、やっとrefloatさせてドライドックに曳航していく、というニュースが報道されていたので、行く頃にはもう居なくなっているだろうと思っていたら、居た。

↑※バージ二艘に取り囲まれるように、霧の中、岸近くに未だ居たナポリ。
写真を拡大してみると少し判り易くなるんですが、後ろの部分は水面と水平なのに、前の部分が跳ね上がっていて、その間に想像以上のヒビが入っていたみたいで、引っ張って行くことは不可能とされたようでした。
*****
すると帰って来た翌日に、このナポリの爆破がありました。

テロによるもの等ではなく、意図的爆破。そうするしか無い、という結論になったようです。(一番始めの写真が爆破プラン)
昨日午後に二度目の爆破があった筈です。
爆破前から既に油で海岸が汚れていたのを目にしました。

↑※近くの海岸で目にした、引っ張って行こうとした際に漏れたと思われる油。
爆破があれば、もっと汚れるのは必至と思われ、せっかくのスクールホリデーが正しく始まるタイミングに、ホリデーに行こうと予定していた人達がキャンセルするかもしれない。
丁度日本に台風や地震の被害が起きていた頃、そのようなトリプルパンチが、我々の大好きなイギリス南西部の海岸沿いに起きています。
★写真は※を付けた二枚は私が撮ったもの。それ以外は全てここをクリックすると出て来る、1月18日以来のフルストーリーのサイト(BBC) から拝借させて頂きました。





































